4.6
出演者 4.5
ストーリー 5.0
演技 4.5
映像 5.0
流星の絆
正に、感動の超大作!!
リアルタイムで視聴したとき、最終回が待ちきれませんでした。
放送終了後も、再放送やDVDはもちろん、原作本も何度も見返しました。
それぐらい思い出深い作品です!!
この物語のあらすじは、
両親を殺された三兄弟が、犯人への復讐を誓います。
しかし犯人は見つからず、15年の月日が流れ時効は目前。
ある日、詐欺を働いていた三兄弟は、ついに疑わしい人物を見つけ出し……
というものです。
犯人の正体。犯人が罪を犯した理由。
「犯人を見つけてハッピーエンド」とは表現できない結末が、そこに待ち受けています。
三兄弟が感じてきた痛みを考えると、これにはやるせない気持ちでいっぱいになりました。
このように、「流星の絆」は重たい印象を受けるドラマです。
でも、このドラマは「ただ重いだけの話」ではありません!
作中では、三兄弟が詐欺を働く場面を小ドラマとして描いています。
この小ドラマがコミカルで、登場人物たちがまんまと騙されてしまう姿には、ついつい大笑いしてしまいます!!
特に笑ったのが、2番目の詐欺ターゲットである高山久伸(桐谷健太)という人物。
彼の神経質で粘着質で堅物な性格は、非常にユニーク!
そのうえ彼には、ポストイットを愛用することから「ポストイット」なんていうあだ名までついています。
最終回までに何度も登場したこともあり、強烈なインパクトを残しました。
このように、
犯人に関する場面はシリアス調で描く。
詐欺に関する場面はコミカル調に描く。
という切り替えの上手さが、このドラマの最大の魅力です!!