座長である、主演を演じた 清原果耶 の演技が、凄く良かったのは間違いないですが、脇を固めるキャスト陣が、全員、外れがなく、はまり役だったと感じます。

特に、旦那様こと、風早市之進を演じた、町田啓太 の演技が良かったです。

途中、牢屋に入って、ボロボロな体でやせ細った姿もしっかりとした演技でしたし、このドラマで、彼の繊細な演技を見れたのは良かったなと思いました。

後、菜々の因縁の相手である轟平九郎を演じた、北村有起哉 の悪役の演技が凄くはまっていて、イライラしまくりでしたが、

それぐらい、彼の演技が上手かった証拠だなと思いました。

ナイス悪役でした。

そして、だんご兵衛（松尾諭）、お骨さん（濱田マリ）、らくだの親分（宇梶剛士）、死神先生（石橋蓮司）と、菜々を取り囲む仲間達も皆、はまり役で、個性豊かなメンバーが見てて楽しかった。

後、とよちゃん役を演じた、田中乃愛 も良かったな。

終盤、菜々と離れる時の「嫌だ―」と泣き叫ぶ悲痛な声の演技が上手く、名子役だなと感じました。

こうやって色々細部まで感想を書けるという事はそれぐらい時代劇でありますが難しく感じずに楽しめたという事だと感じます。

今期、ベスト３に間違いなく入る作品になりましたし、時代劇の連ドラ作品の中では、今まで見てきた中で素直にナンバー１になったと思いました。

それぐらい、清原果耶 の演技が良かったということですね。

透明なゆりかご も今まで見てきた作品の中でベスト５に入るぐらい好きな作品ですが、この作品もそれを超えるまではいかずとも素直に名作の域に達したと感じます。

改めて、菜々役を演じた、清原果耶 に拍手です！！