コロナの影響で、軒並み新ドラマの放送が
延期になる中、過去のドラマが
再び地上波で観られるのはありがたいことです。
中でもこの「逃げるは恥だが役に立つ」は
わたくしと夫が同時に観られる数少ない作品のひとつで
既にDVDも持っているのですが、特別編観てしまいました。
現在のキャストの皆さんのリモート恋ダンス、素敵でしたね〜✨
で、本編について。
まずね…なにはともあれ
新垣結衣さんの演じる、みくりちゃんが可愛い!
往年の名番組の妄想をしたり、それによって
数々のコスプレを披露したり(チアガール可愛い!)
おっきな目をさらに見開いてる姿(可愛い!)
いやもう、この役をガッキーにあててくれた人に
最大の賛辞を送りたい!ありがとう!ありがとうッ!!
もともと好きな女優さんだったけど、ファッションといい
髪型といい、とにかく佇まい全てが可愛い!!
彼女がみくりちゃんだったからこそ
小賢しさすら、可愛く見えてしまったところもあると思います。
(てか、こんなん小賢しさに入らんぞ?と思いながら
観てましたけどね…w)
そして対するのが、星野源さんが演じる平匡さん。
この人がまぁ…キレ者のエンジニアなのに
自己肯定感の低いこと低いこと…!
わたくしも似たようなところがあるので
この平匡さんのグズグズ感…すごくわかります。
傍から見たら、どう見たって好意持たれてんじゃん!って思えても
当の本人は「いやいや僕なんかが…」って
引いちゃうとことか。
「プロの独身」って線引きをして、そこから中には
絶対他人を入れようとしないとことか。
あぁぁ…やってましたやってました!なので、
平匡さんの言動は
時に首がもげるほど頷けるものばかりでした。
ただね…わたくし、このドラマを観ていて
反省せねばならぬ…と思ったことがありました。
それは…平匡さんが風見さんに
「あなたのような人には僕の気持ちはわからない」と
突っぱね、酔いつぶれて、
ゆりちゃんの車で送って貰ってるときの
ゆりちゃんと風見さんの会話の中にありました。
学生時代、風見さんは地味目の女の子と交際していました。
人気者の自分に対し、ひっそりと影にいるような彼女。
やがて彼女から、別れを告げられてしまいます。
原因は…そう、「自分なんかと風見さんは釣り合わない」と言う
自己肯定の低さからくるものでした。
風見さんはこう言います。
「彼女が自信を持てないことは彼女の問題なのに。
あなたにどれだけ拒絶されても
大好きだよって言ってあげれば良かったんでしょうね。
向こうは僕の気持ちなんて考えちゃいないのに。
自分ばかり見ている彼女に何を言えば良かったんでしょうね。」
…うぁああぁぁ…刺さる…刺さりますよ風見さん…!
平匡さんと昔の彼女に代わって謝りますッ!ごめんなさいッ!!
そして過去のわたくしと関わった
風見さんタイプの皆さんに
わたくし…ジャンピング土下座をしたい気持ちで一杯になりました!
考えてみれば、、平匡さんだって風見さんだって
同じ人間で、傷つくこともそれぞれあるわけで。
風見さんにしてみれば、いくら彼女に好きだと伝えても
目の前に分厚い高い壁を作られたら
心も折れてしまうだろうに…しかもその壁で
風見さんを傷つけてるとは、自己肯定感の低い彼女は
きっと想像もしてなかったでしょう。
(だってわたくしもそうだったから)
アカン…「自分なんか」って言う壁が
時に人を傷つけてることがあるということ。
これほど自己肯定感の低さからのしっぺ返しが響いたことは
他になかったかもしれません。
自分を守るための壁が、誰かを傷つける。
その壁を壊す方法は…
そこでタイトルの
「自分を愛そう、褒めよう、喜ばせよう」となるわけですッ!
そもそも、自己肯定感の低い人(含わたくし)は
自分の言動で誰かが傷つくとは思ってないんですよ。
だって前提に
『こんな私が言うことなんか誰も気に留めない』って
考えがあるからね…!
でもそれって、関わってくれる人にも
すごく失礼なことなのかもと思えました。
ちゃんと向き合ってくれてる人に
背を向けてるってことですものね…
風見さんの言葉で、気づけたこと。
ほんとわたくしには刺さりましたし
自分のことを、ちょっとずつ認めてあげようと
思えるようになりました。
朝、自分のために御飯作って偉い!
早起きできて偉い!
機嫌が悪くても、ニコニコ出来て偉い!
…誰も褒めてくれないなら
自分でひたすら褒め続けるのですッ。
どんな小さなことでもいい、
ここにいていいんだ、こんな私でいいんだ!
そう思えたらしめたもの!
朝起きて、鏡を見て
「今日もかわいい!」とつぶやくのも
効果があるらしいですよ、奥さんッ!
(さすがにそれは出来てません…が、がんばるッ💦)
他にもゆりちゃんにかけられた「女子の呪い」の
刺さった部分もあるんですけど、それはまた別の機会に…!
自己肯定感の低い、わたくしのような方には
ぜひとも観ていただきたいドラマです!
そして、晴れやかな顔で
恋ダンス…踊りましょうッw