役柄の持つ複雑な悲しみや悔しさ、そして喜びを松坂桃季さんが繊細に表現していた。 その表情は演技とは思えないほど、役の人間になりきっていてすばらしい。 微妙な心の揺れ動きを表わす姿に、毎回引き込まれっぱなしだった。