ということで、「行列の女神~らーめん才遊記~」を見てみました。
今クール、「これを見よう」と思ってたドラマもスタートが延期されたり、せっかく見始めたドラマも途中で休止されたりしたので、何を見ようかなぁと色々調べてたんですが、あらすじを読んで面白そうやったので、見ました。ちなみに僕も30年くらい前から5年くらい前まではめっちゃラーメンにはまっていて、5000軒以上食べ歩いてました。が、今はすっかりラーメン熱が冷めて、週に1.2回食べるくらいです。え? それでも普通の人より多いん?
そんなことはいいとして、話自体は、行列ができるラーメン店の店主 芹沢達美(鈴木京香)が、自らの店舗運営とフード・コンサルティング会社「清流企画」もやっていて、そこに新入社員が入ってきて、なんやかんや事件が起こっていくという、「新入社員が頑張って成長していく系」の話かと思われる。そんな「系」があるんかどうかは知らんけど。
この新入社員が、はじめは芹沢の経営するラーメン屋とは知らず、店員に味のダメ出しをするが、清流企画に面接に行った時にさっきの店が芹沢の経営する店だと分かって・・・みたいなよくある展開。登校中に通学路でトラブルが起こり、学校に行くとそのトラブルの相手が転校生だった・・・みたいなよくある展開です。でも、ベタな展開だけど、主役の汐見ゆとり(黒島結菜)が天真爛漫で嫌味がなく、ええ感じ。それでいて、かわいい。失礼ながら、この人、全く名前を知らなかったけど、wikiで調べたら、かなり色んな作品に出てはるみたいですね。改めて、自分があんまりテレビを見てないと痛感しました。
おそらく話が進むに連れて真相は明かされるんだと思うが、汐見ゆとりはなぜか、すごい料理のセンスがあるのだが、麺をかじっただけで、加水率と最適な茹で時間を当てるのはちょっと無理があるような・・・。まぁ、「この子は実はすごい子で・・・」ってのを見てる人に印象付けるためのシーンやから、大げさな方がええんやろけど、これはちょっとなぁ。
結局、入社試験として、閑古鳥が鳴いているラーメン屋を流行らせるという課題を与えられ、なんやかんやあって、ちゃんと入社が決まり、次回以降、この会社で色々ありながら成長していく、って感じやろね。
すごい気になったのが、芹沢の下で働く女性ラーメン職人の夏川彩(高橋メアリージュン)の髪の毛がめっちゃ長く、「調理する人間としてどうよ?」ってところ。普段はいいねんけど、調理シーンのとこくらい、髪の毛を帽子の中に入れるなりなんなりできひんかったんかなぁ?
そう思って、原作の漫画の設定を見たら、芹沢は男性で、しかもラーメンに毛が入らないようにスキンヘッドにしてるって設定やった。まぁでも、スキンヘッドのおっさんが主役のドラマなんてみんな見る気が起きなさそうやし、美人の女性(鈴木京香)にしたのは正解やと思う。年上の女性社長と女性の新入社員の方がなんかええし。だって、おっさんの社長が女性の新入社員を怒ってたら、パワハラみたいやもん。あと、スキンヘッドの人のキャスティングも小峠さんくらいしか思い当たらんしね。あっ、ストロング小林もいるけど。って、絶対にちゃうし!
とにかく、舞台設定も面白いし、ラーメンも美味そうやし、主人公もかわいいので、次回以降も見ます。でもまた途中で休止されたりするんやろなぁ・・・。