と、いうことで今クールから見始めました「特捜9」。SEASON3ということやけど、これまで番宣とかで見てたけど、SEASON1もSEASON2もちゃんと見たことなかった。
個人的に昔から特捜最前線が大好きで、平日の昼にエンドレスでやってた再放送を毎日見まくっていたので、「テレビ朝日」で「特捜」ってタイトルの時点で、期待感が高まりまくっての第一話。この期待感の昂まりは新日本プロレスの次期シリーズ来日外人レスラーの紹介で、見たこともない強そうな外人が出てきた時と同じくらいの昂まり。いや、同じくらいって、どのくらいか分かりにくいけど・・・。
事件自体は、連続殺人で3人の人間が殺されるが、その3人に全く繋がりがなく、「無差別連続殺人」なのか「意図あり連続殺人」なのかが分からず、捜査が難航するという、まぁ良くあるパターン。そういえば、特捜最前線にも「地下鉄連続殺人事件」っていう、被害者の繋がりが分からない連続殺人ものの超名作があったなぁ・・・。
っていうか、意図あり連続殺人って何?
「無差別」の逆って「意図あり」なん?
それはともかく、今回の事件も容疑者は現れるのだが、3つの殺人事件のうち、2つの事件にしか関連性が見つからず、全てに関連している容疑者はいなくて、決め手に掛けてしまう。このあたりの作り方はめっちゃ上手い。あと、6人いる捜査員が2人ずつ3チームに分かれて、3つの事件を捜査するのだが、それぞれのチームの色分けと、これを並行的に見せていく演出もめっちゃ上手い。まぁでも、見てて、途中で何が何かよく分からんようになってんけど・・・。
多分、それは僕がアホやからなんやけど、とにかく最後には容疑者が現れるねんけど、それが意外な人物。っていうか、取ってつけたような人物。で、動機も、その容疑者が警察のスパイをしてて、裏切られたと思って云々・・・やってんけど、正直、殺人にまで至るほどのことなんか、よう分からん。
最後は、なんかええ感じで終わったけど、「事件の解決を楽しむ」という視点から見ると、物足りないかなぁ・・・。
ただ、SEASON3の導入やし、新しい班長がやってくる伏線だと考えたらこれでいいのかもしれない。
でも、特捜最前線とか太陽にほえろとか西部警察とかの昔の刑事ドラマに比べて、今はクセの強い役者さんっていいひんけど、村瀬健吾(津田寛治)と青柳靖(吹越満)はええ感じでクセがあっていい! 刑事としてのキャラも立ってるし。とりあえずこの二人を見るために、今後もこのドラマを見ていきます。あ、浅輪直樹(井ノ原快彦)も爽やかでいいよ。あと、小宮山志保(羽田美智子)、めっちゃ綺麗。