ミムラの女優デビュー作。なので演技に関してはすごくうまい！という事はないけれども主人公の楓の空回り感ややる気とマッチしていて良い。ミムラ以外の俳優陣も豪華で元ヤンのオダギリジョー、元官僚の堤真一、元極妻役の松雪泰子などみなはまり役で良い。
弁護士のドラマは多いけれどこれは弁護士や検察官、裁判官になる前、司法試験に合格した者たちが司法修習生として授業を受け、そこからそれぞれの道に進んでいく過程の話で、あまり聞かないテーマではあるが逆に親近感が湧いた。
ストーリーは司法修習生の中でも落ちこぼれの楓らを中心になって課題に取り組んでいくのだが1つ1つどういう事なのか再現してみたり、実際に現場に足を運んで確かめたりなど丁寧にどういう事だったのか読み解いていくのが面白い。ギャグ要素も多いがシリアスな話もあり、涙なくは見れない話もある。
あまりメジャーなドラマではないのか周囲で見ていた人が少ないが、見ていた人はみな面白かったという感想を聞くので1度見てみて損はないと思う。
エンディングのカーペンターズの曲に合わせて流れるそれぞれの司法試験への勉強している姿もまた良い。