朱里や社長などの極端なキャラクターがいたものの、主人公の昌や恒星の振り回されっぷりに関してはかなり現実的に描かれていたこのドラマ。
最後もやっぱり二人が仕事を辞めるという形になっちゃいましたねえ……。
まあ辞めて正解な職場環境でもあったんですが、「昌や恒星の方にだって問題がある！」としっかり描いてカタルシスを半減させるあたりが「けもなれ」らしいなあ、と。
ただ静かな雰囲気で進むこのドラマに妙な味があったのも確かです。
じわじわと、本当にじわじわと心と体の距離を縮めていく昌と恒星の恋愛模様もなかなか見ごたえがありました。
たとえ獣になれずとも、二人には二人の幸せが見つけられると祈っています！