町医者として働いてきた主人公波多野卓巳が高度先端医療センターに勤務することになる。少し変わった診察の仕方をしながらも患者に寄り添い悩み葛藤しながら最後の砦として最善の医療を尽くす。普段は飄々としているが彼自身も知らない壮絶な出生の秘密があり（このテーマだけでも十分ドラマになったと思う）幼い時の辛い記憶のフラッシュバックに苦悩しながら自分の過去と向き合おうとする姿も魅せる。とても難しい役ですが相葉さんの人間性と重なり好演されています。思いテーマのドラマですが医療チームのカンファレンスのシーンでは視聴者をいい意味で裏切るシーンも多々あり毎回楽しみの一つでした。古牧先生と時田看護師のシーンはユーモラスで癖になります（笑）双子を妊娠している人の回と目が見えなくなったカメラマンの回は特に好きです。最終話の青空のシーンは何度も見ました。