5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 4.5
魔王
2008年に放送された、大野智と生田斗真のw主演のドラマ。
特に、嵐のリーダーでもある大野智は、このドラマで連続ドラマ初出演・初主演。この事だけで当時はかなり話題になった。
ドラマのキャッチコピーは「差出人不明のタロットカードが届くとき殺人事件の幕が上がる」
このキャッチコピーを聞いただけで、殺人事件のシリアスな設定にゾッと同時に、この設定のドラマをジャニーズの2人がどのように演じるのか?考えるだけでワクワクした。
大野智が演じたのは、『天使の弁護士』と周囲に呼ばれる程の優秀な弁護士でありながら、実は裏では悲しい過去を背負い、その過去に苦しみながらも復讐を成し遂げていく魔王成瀬領。
一方で、もう1人の主演である生田斗真が演じたのは、魔王に立ち向かう、警視庁渋谷東署の刑事課強行犯係の巡査部長の芹沢直人。
生田斗真が演じる正義感溢れるまっすぐな芹沢直人と、大野智が演じる裏では闇を抱え苦悩する成瀬領の対照的な役どころも実に面白い!
ドラマの展開も目まぐるしく、最後まで結末が予測できない、細密なサスペンスドラマだ。