主演の長瀬智也がとにかくかっこよくて、加藤あいも可愛かったドラマ。長瀬は特にファンじゃなかったけど、このドラマで彼のかっこよかったー、ていうかずっとかっこいいんだろうけど、このドラマの時は役柄もドはまりでかっこよかったー。いつ頃だったろう、と調べたら２００４年！皆、大人になったなー
宮藤官九郎脚本の作品を初めて見たのもこのドラマで、テンポのよさとスピード感と、ちょいちょい挟まれる小ネタが斬新で１回目から思わず夢中になってしまった…
原作の石田衣良さんの小説に基本的に忠実なんだけど、そのエピソードふくらます！？この話とこの話、つなげたかーといった感じで原作ももちろん面白いんだけど、脚本家スゲー、クドカン天才！！を実感。それまで、脚本家って原作を台本にする人、くらいの認識だったので目からうろこ飛び出した。
物語の舞台はタイトルで分かるように池袋。２組のカラーギャング（ギャングてW）の抗争がテーマ。どちらのチームにも属さずチーム同士の抗争によるトラブルを解決するトラブルシューター、真島マコト。元不良だけど優しい正義感で人がよすぎて天然で、という魅力的な人物が主人公。とにかく、長瀬がピッタリはまっていた。ただし、不良にはモテるけど女にはモテないという設定は無理があるかな。マコトの親友でギャンググループのリーダー、キングこと安藤崇！演じるのは窪塚洋介！キングは元優等生でピアノもバレエが上手くて、なのに圧倒的なケンカの強さと冷酷とも思えるクールさで池袋のギャングを束ねる、そして美しいと少女漫画に出てきそうな完璧さ！当時の窪塚がドはまりしてた。
脇役もめちゃくちゃ豪華で加藤あい、当時はまだ子供っぽかった山P、妻夫木聡…と当時の人気者、これから人気が出そう、っていう若手がわんさか出ているし、当時は無名の高橋一生も出ていたとか。残念ながら記憶にないので、もう一回見てみよう。