晶の母による法的措置にて引き離された聖（有村架純）と晶（岡田健史）。
聖は晶の未来が大事だと想い、身を引き、海外で日本語を教える先生になる夢を追いかけることにする。
5年後、勤務先の海外で美しい夕日を見つけ写真を撮る聖。すると、初めて出会った頃のように、もう一つのシャッター音が。振り返るとそこに大人になった晶が立っている。
晶は母の金庫にあった誓約書を見せ、その効力がないことを示す。それを理解した聖は笑顔になり、晶に抱きつく。

先生と生徒という世間から許さない恋をした二人だけど、想い合う気持ちが本物だったら、最後は結ばれる、とても見ていて気持ちが良かったです。
原口さん（吉田羊）が要所要所で意味深発言していたように、「人の目」を気にして自分の気持ちに嘘をつくのが本当に大切なのか？許されなくても相手を想う気持ちを貫くことが大切なんじゃないかと、全編通して伝えていました。
また、晶が成長していく過程もとてもよかったです。中学生の頃は押し付けるように気持ちをぶつけるだけだったのが、3年後に再会した時には、聖の立場や気持ちを自分なりに思いやっていて、その成長と失敗するのを繰り返すところを見ていたので、最後の大人の晶はとても素敵な男性に成長したんだろうなぁと思わせてくれました。