主演常盤貴子。それも弁護士もの。
正直、見るつもりはなかったが、初回をたまたま見た。
見たら、、、面白い！！
常盤貴子の旦那が唐沢寿明とか、20年前のドラマの焼き直しかと思ったら、真新しさは確かにないが、久々感が、逆に新鮮と思ったり。
常盤貴子節というか、90年代～2000年代初頭にドラマに出まくっていた女優陣は、それぞれ良くも悪くも独特の個性を持って演じていたが、山口智子しかり。鈴木保奈美しかり。
その常磐節がまあ変わらず残っている。常盤貴子は彼女たちの後を担い一時代を飾った正にドラマの女王。
その華やかさは変わらず、見た目も全然老けた感じもないのに円熟味は感じる。
いい女優さんだなと素直に思った。キャリアというのはどの仕事でも裏切らないのだと感じた。
年齢を重ねたからこそできる役を演じ、輝く役者を見るのは単純に嬉しい。それは唐沢寿明や上司役の賀来千香子を見ても感じる。
誰でも年はとる。とるんだけど、そこから得るものは確かにあるのだ。
アメリカドラマのリメイクというのは、後から知った。
面白いなと思ったら大概、海外ドラマのリメイクというあるあると言えばそうなのだが。
視聴者からしたら、つまらんオリジナルドラマを毎週放送されるより、面白いものは、どんどん利用してとにかく満足させてほしいと思うのでリメイク万歳だ。
一話完結の事件を軸に全体を通して旦那である唐沢演じる逮捕された元検事の事件が伏線として描かれる。
一時間はあっという間。
新しさや斬新さはないが、日曜夜に安心して見ることのできる王道ドラマだ。
最後に弁護士事務所の同僚役の小泉孝太郎、水原希子、
北村匠の好演も見逃せない。
小泉孝太郎っていい役者さんなんですね。