遠山金四郎(西郷輝彦)が「大工の金公」として十手持ちのお京(由美かおる)に捜査協力して事件を解決する姿が面白かった。これまでは遠山金四郎というと「遊び人の金さん」のイメージが強かったが、新しい遠山金四郎像という感じがありながらも定番の白洲での見事なお裁きは健在だったのがよかった。
また、由美かおるが可愛かったのもよかった。
この時代劇は私の地方では水戸黄門、大岡越前と三つの時代劇が順繰りに放送されていて、当時小学生だった私が一番大好きな時代劇で、とにかく松坂慶子さん演じるおゆきが、男勝りに紫の頭巾を被り悪者相手に大立回りを繰り広げるシーンが毎回楽しみで見ていた作品だった。 町奉行の遠山金四郎を演じられた西郷輝彦さんも殺陣シーンと桜吹雪の入れ墨を見せて悪人を観念させる場面も夢中で見た記憶があり、強く印象に残っている。 第1シーズンから第6シーズンまでがこの二人がメインの時代劇だったが、松坂慶子さんがメチャクチャ綺麗で魚河岸の娘役として元気に魚を売り歩く姿も、金四郎の奥方として清楚に振る舞う美し...