全員で手を繋いでの合格発表を迎えるシーンはとても素敵だった。
”一緒に闘うメンバーがいる”こと、だけれども”闘うその時は互いに一人であること”という、人生の局面で必要な二大要素がそのまま描写されていたように思える。
前シーズン出演メンバーもゲスト出演し、前作からのファンにとっては
とても嬉しいサービス演出あり。
ただその分、少しだけ現受験生の内情を描く尺が短縮された感も否めないが、
それは贅沢と言うもの。
藤井演じる鈴鹿央士さんと健太演じる細田佳央太さんとの掛け合いに
涙を誘われる。
全員の魅力が炸裂していたが、あの小橋(西山潤)と岩井(西垣匠)の愛嬌たっぷり憎めなさは、そう多くはな...
全員で手を繋いでの合格発表を迎えるシーンはとても素敵だった。
”一緒に闘うメンバーがいる”こと、だけれども”闘うその時は互いに一人であること”という、人生の局面で必要な二大要素がそのまま描写されていたように思える。
前シーズン出演メンバーもゲスト出演し、前作からのファンにとっては
とても嬉しいサービス演出あり。
ただその分、少しだけ現受験生の内情を描く尺が短縮された感も否めないが、
それは贅沢と言うもの。
藤井演じる鈴鹿央士さんと健太演じる細田佳央太さんとの掛け合いに
涙を誘われる。
全員の魅力が炸裂していたが、あの小橋(西山潤)と岩井(西垣匠)の愛嬌たっぷり憎めなさは、そう多くはない登場シーン内でよく醸成できたなぁと感心する。
「優秀」の”優”は”優れる”の意味だけでなく”優しい”という意味を内包している。
「優秀な者ほど単に優れているだけではなく優しくあれ」とは恩師からの言葉だが、
今回藤井の成長を通して、桜木(阿部寛)が伝えたかった一番のテーマでもあった気がする。
(そして今の日本の政治に最も足りていない部分でもある)
卒業式のシーンでの、桜木の生徒一人一人への的を射た核心を突く短い一言一言がまた胸を刺す。
いくらでも続編は出来そうだし、東大に入学した東大専科のメンバーのその後も
そうでないメンバーのその後も気になるところだ。
(特にまた東大生の健太に会いたいと思ってしまう)