シーズン5で、警視庁捜査一課9係、特捜9 シリーズを通して、初めて完走させた今シリーズ作になったけど、前シーズンのこのシーズン4の方が好みだったかも。
村瀬が、途中、刺される危機感もあったけど、最期は、皆、ハッピーエンドに終わり良かった。
久しぶりに同情の余地一切ナシな犯人だったけど、そんな事件もここまで軽妙に楽しく見られるのはやっぱり9係~特捜9シリーズだからこそなんだろうな~。第一印象から小宮山レーダーが反応しまくりだったから笑っちゃった。あと同級生からの言われようも散々だけど、あそこまでかはともかく、まあいるよねそういう子…と思ってしまうのであった。
バラバラのパズルが最後ピタッと全部ハマるの、やっぱり見ていて気持ちがいい。
事件とは別にすっかり刑事の妻になってる倫子ちゃんとか、解剖結果待ちで手相見ちゃうとか、こちら淡水魚になりますとか、小宮山デスクから発掘された4年前のお茶(ただし買ってきたのが4年前とは限らない...
先週の予告の時点で猪狩さんが犯人なワケないじゃ~んと梅雀班長に怒られそうな態度でタカをくくってたわけですが。
事件の相関図は意外と複雑でややこしかった!それを1話完結でやり通すのはさすが特捜9と言うべきか。
新藤も村瀬へのメールに書いてたけど(一時停止してじっくり読んだ)、去年とは全然違って捜査への意欲をそれなりに見せてる梅雀班長だけじゃなくて、新藤の成長とチームへの溶け込み方も感じられてよかったな。
前は青柳スタイルの捜査に不信感アリアリだったけど、今は多少反発しつつも信頼してる感じが出てる。頑張ってるね、新藤。
村瀬も前向きになってきてよかったよー!その…村瀬の…頭脳が役に立つか...
アイドルと社長、さらには薬物と結構ハードで闇が深いテーマ。疲労がポンじゃねえんだよ社長よ…。
ついでにアイドル運営とオタクとのヒリつきやらアイドルのオタクに対する態度やらでちょっとだけ胃がキュッとなったものの、対女・子どもの青ちゃんやっぱり好きだな…。
普段わりととぼけたりふざけたり飄々としたりしてる青ちゃんだから、1シーズンにこういう回が入ってくると青ちゃんの芯というか根っこの部分みたいなのが見えて嬉しい。
新藤が今回徹頭徹尾ほぼドルオタしてただけだったのは笑った。
そんな感じで青ちゃんに惚れ直したり掃除機国木田2号で笑ったりしてたのに、村瀬お前そんな諦め方しないでくれよ…!視聴...
怪しい人、怪しい設定が次から次へとモリモリ出てきて、最後の最後まで真犯人を予想するスキがなかった…。
それぞれ違った立場の母娘2組が軸となる話ながら、あの熱量をそれぞれもうちょっと別の方向に向けられてればあんなことにはならなかったよね、たぶんね。
ストーリーも「お、お、おん???」と思ってる間に転がって終わって、演出もなんかいろんなものがインサートされてた。謎。
ていうか梅雀班長、てっきり村瀬ポジションで小宮山さんとの行動がベースになるのかなと思ったらまさかの持ち回り制だった!というわけで今週は新藤が担当。
妙にいろんな豆知識を持ってるし、ほんと一体何者なんだ梅雀班長。
あと今週も来...
一見共通点がないように見える登場人物たちが、絶妙な線で繋がりあっている、9係ないし特捜9らしい事件だったかなと。
リーゼントの上岡、引っかき回し役として終始いい味出してたな。上岡がらみのシーンがどれもこれも楽しくて、撮影中もきっとみんな楽しんでたんだろうなと想像できる。
殺人事件が起こってるし半グレ連中が闇カジノを仕切ってるし子どもの才能をどうしても認められないシンママがいるしで、状況を考えると結構な感じになってるのに、全体を通してさらーっと重さを出し過ぎず、見たあと楽しくなるのって、やっぱり9係からの系譜なんだろうなあ。
村瀬もリハビリを頑張っているね…。似顔絵もっとたくさん見せて...
予告でいなかったし、今週はさすがの村瀬もお休みか…と思ってたら、ほんとにずっと出番がなかったのに最後の最後であんな流れになるとは。いないのにあそこまで面白くなるの、ずるいぞ村瀬。
今回のテーマはアートだったけど、アートってほんとに好き好きで、著名な評論家がいい!と言えば価値が決まるような世界だからほんと難しいよね。
それにしても今週は青ちゃんが青ちゃんらしさを出し、矢沢が適切にサポートという名の後処理をし、妙子が不幸にならないという最高の青矢パートがいっぱい見られてよかった…。
それに加えて激怒浅輪くん、いろんな可能性が見えてきた梅雀班長、梅雀班長の掃除を阻止しながらいろいろワナワナ...
そこそこ長いことリアルタイムで村瀬と小宮山さんを見てきた者なら、それはもう全員もれなくモダモダと悶絶したんじゃないでしょうか。
なあ村瀬、お前そういうとこだぞ村瀬…。
今期まだ5話目で半分だけど、ここまでで思うのはとにかく特捜班メンバーのプライベートな部分と事件捜査をうまいこと絡ませてくれてるなということ。今回の事件なんて特にシンプルでわりとストレートに解決できてた気がするし、そのぶん村瀬と小宮山さんの関係性をたっぷり見せてもらえたし。
村瀬どうなるのかな。今期で進展あるんだろうか。
ここで気になるのは、村瀬の部屋からひげそりなどを持ち出した小宮山さんが、果たしてどれほど村瀬の部屋を...
いや~かつてこれほどまでに緊張感を持って見た特捜9および9係があっただろうか…。
サブタイトルの「祈り」、特捜班の彼らもだけど我々長年見てきてる視聴者も、まさに祈るような気持ちで見ていたんじゃないかと思うわ。
あの村瀬だから絶対かんたんに死ぬようなことはない!と思いつつ、それでもときどき予想外の展開を持ってくるのがテレ朝水9の東映刑事ドラマなので、本当にハラハラしながら見守っていた。
そんな緊張感がありながらも、地道にコツコツといろんな可能性をつぶしていって最後に真相にたどり着く流れはいつも通りで。小宮山さんに押されまくってた梅雀班長には笑ってしまったが。
ゲストの女優さん、顔が隠れ...
開始から半分くらいまではずっと面白かったんですよ…だって村瀬があんなに独白でベラベラしゃべることなんてないし、自分で「ヒラに降格」とか言っちゃうし青ちゃんの「カタカナの飯」にゲラゲラ笑ったし、ついでにいうと書類探してた小宮山さんがあっという間に部屋中散らかしまくってたし。
で、少しずつなんだか不穏な空気が漂い始めて、夜になって村瀬と小宮山さんが出会うあたりからギュンギュンとフラグが立ちまくって…。
なあどうしてくれんだよ村瀬エエエエ!?
それぞれのキャラクターをしっかり立てつつ紹介しつつ、さらには係長とさくたん班長のことまでふり返ってくれてありがたいやら嬉しいやらだったんだけど…。...
絶妙な2.5次元っぷり以上に、殺されたチーフデザイナーの家と、前職の彼女が住んでる家のロケーションがよかったな。特に後者。
いつもの家(洋風瓦屋根みたいな豪邸、プールつきのあの家、あの社長室などなど)が出てくるのも安心するけど、知らないロケーションが出てきて、それがキャラクターにマッチしてるとそれはそれでまた嬉しい。
しかし梅雀班長、すっかり溶け込んで初期とはまるでキャラが違うからなんでそうなったんだっけ…って思い出すのに時間がかかるw
最初のツンケン班長のが違和感あったから、梅雀みが出てる今の班長はとてもかわいい。
今回の犯人と関係性、真の狙いはコマが出そろった時点でわかっちゃった...
やって来ました~特捜9の春!
冒頭で新藤がこの季節が来ましたね~と言ってくれてたけど、まるで視聴者の気持ちを代弁してくれてるかのようで嬉しかったね。
捜査のほうでは相変わらずバラバラに動きながらみんなが1本の道に向かってしっかり進んでるのが心地よいし、新班長のお掃除ターンもあったし(それでもしっかり小宮山デスクが死守されてて安心した)、新シリーズの変化を加えながらも根っこの部分は変わらない特捜9でいてくれて嬉しい。
1話からゲストも渋くていい~。警視正が目黒祐樹さまで妙にテンション上がっちゃった。妙に馴れ馴れしいKinenbiの兄ちゃん、最初はハァ?と思ったけどだんだんクセになったし...