東京ラブストーリー2020
3話鑑賞。
まだ1〜3話しか観てないですが
3話は神回!
カンチがネット環境の悪い場所でアップロードするみたいに、ゆっくりなんだけど、でも着実に前に進む感じで赤名リカを好きになっていくのが、この3話ではすごく丁寧に描かれていた。
丁寧というか、お洒落。
このドラマの魅力は、地上波のドラマで多い「非日常感」がこのドラマにはほぼない。
セットを組んだ場所などのシーンがほとんどないし
あと、居酒屋とかオフィスのエキストラさんがなんかエキストラ臭を出してない。
日常の中でドラマを撮れてる気がする。
伊藤健太郎さんの演技もまた日常感演技なんだよ!
日常感演技って言葉ってあるのかもわからないけど…(笑)
1話2話は石橋静河さんの演技に目がいってしまったが
3話で嫌っていうほど伊藤健太郎さんの演技の素晴らしさを目の当たりにした。
旧作のカンチはもちろんいい意味でインパクトがありすぎた。
だって「ずっち〜な〜〜」って言っちゃうんだもん(笑)
日常で「ずっち〜な〜」っていう人います?
でもそれはドラマにインパクトを残すための料理でいうところの調味料。
でも今作の2020年のカンチにはそういうものがない。
調味料を使わない自然から出るものでカンチを演じてる。
派手さがないが、でも東京という街自体が派手だから、逆に目立っている。
この3話で一番好きだったシーンは
カンチがLINEで「リカに会いたい」と送るか送るまいかを葛藤し、最終的に送るシーン。
あれなんだよ!不器用な男のLINE送る時の感じ!
自分もどっちかというとカンチタイプなので、あのシーン見て
「うわ〜あるある〜そうなる〜不器用な男って〜〜」
ってなってしまった(笑)
でも、こっからリカとカンチが急接近するのよ。
最後のシーン。
カンチ「俺、リカを好きかもしれない。好きになりそうっていうか、もう好きだと思う」
すぐに好きだと言えないやつ不器用さ溢れる名ゼリフだ!
これもこのドラマのお気に入り台詞リストに入れさせてもらいます!
っていうかそんなリスト作ってんのかい!という苦情は一切受け付けないぞ!
その告白を聞いたリカは走ってカンチを抱きしめる。
あれも最高!
で、エンディングの東京の景色
あれも最高!!
同じエンディング映像なんだけど、スキップせず最後まで観ちゃうんだよな〜。
なんかあれを観終わるまでドラマが終わった気がしない。
家に帰るまで遠足ですみたいな感じ。
いや〜、こりゃ4話が俄然楽しみになってきたぜ。