外出から戻った民生に雑なお疲れ様を言う部下の男女。20代とおぼしきふたりの雑談内容はSNSでした。
民生の耳まで届く距離でスマホ片手に雑談を続けるふたり。民生の周りの社員は黙々と仕事をしています。
誰も彼らを注意をしないのは、辞められたら困るからでしょうか。
フォロワー212。非常に微妙な数。古民家カフェ、レトロ喫茶巡りが週末のルーティンで訪れた店の写真をアップしていると鼻高々で語る彼。そのとなりでうっとりと聞き入り、「最近かっこよくなりましたね」とさらに彼を気持ちよくさせる彼女。
民生はこのシーンで心がザワついた多くの視聴者に代わり、
彼に核心をつくツッコミを...
外出から戻った民生に雑なお疲れ様を言う部下の男女。20代とおぼしきふたりの雑談内容はSNSでした。
民生の耳まで届く距離でスマホ片手に雑談を続けるふたり。民生の周りの社員は黙々と仕事をしています。
誰も彼らを注意をしないのは、辞められたら困るからでしょうか。
フォロワー212。非常に微妙な数。古民家カフェ、レトロ喫茶巡りが週末のルーティンで訪れた店の写真をアップしていると鼻高々で語る彼。そのとなりでうっとりと聞き入り、「最近かっこよくなりましたね」とさらに彼を気持ちよくさせる彼女。
民生はこのシーンで心がザワついた多くの視聴者に代わり、
彼に核心をつくツッコミを入れます。(心の中で)
「212のフォロワー数は自慢できるものじゃない」
「雑誌で取り上げられている店を巡っているだけで浅い」
雑誌で取り上げられた店を巡る部下の「ルーティン」と民生の「車中泊」しながら「絶メシ旅」とは雲泥の差。今回はNO雲海でしたが。
オムライスを食べた感想の「いろんな意味で濃い」の一言に絶メシ旅のもろもろの醍醐味が凝縮されていたような気がします。
絶メシ店やメニューとじっくり向き合い、その時間を共有・拡散せずに自分の心だけに深く刻みこむ民生の「絶メシ旅」。
まさに「粋」です。
自己顕示欲、自己承認欲を満たすこと以上に価値のあるものとは。
そんなメッセージを受け取りました。
シリーズ的にはもう後半戦。残りのストーリーもしっかり胸に沁み込ませたいですね。