やりかたは闇雲だけど一歩づつ前進してるかな
でも何回繰り返すことになるんだろう
一人が良いと言うのは
夫婦は信頼がなくなったら
観る夢違ってたら
難しいもんだね
いったん壊れてしまったら戻せない
穴窯成功したって八郎は戻るの嫌だろう
誰に断りいれんでも良かった
喜美子は自由になった
夫の後ろを歩く必要もない
回数重ねてわかって来つつある
緋色には熱量が足りないかもしれない
けど、喜美子は充実してる
誰にもじゃまされず生きてる実感があるだろう
いや、喜美子は狂気だけど
三津と八郎との添い寝見たときや
八郎が出ていって
負の感情をすべて創作のエネルギーにしてしまってる
凡人ではない
「嫌なんですよ、穴窯なんて」
三津が去る間際にいった言葉はただの強がりと思ってたけど
もしかしたら、八郎が本意でない
喜美子だけの自己満足であることをわかってて
八郎を蔑ろにする喜美子に言ってたとすれば
脚本凄いな
穴窯については遅々とした進行だけど
喜美子は学校に行かず、自分でコツコツ勉強してきた
頭で理解するだけでなく
身体で覚えるのが性に合ってるのだろう
回り道に見えるかもしれないが
モノにしたら誰よりも凄い使い手になるんだろうな
喜美子は子供の金に手を出そうとしたから
八郎の言う通り、喜美子悪いになってるけど
常識人の考えであって
成し遂げる人はとことん落ちてそれをバネにする
三津のことや八郎の反対もエネルギーにする狂気
創作の魂だと思う
八郎がお金のこと反対してくれて
薪拾いになったのは救いかな
妄想の部類になるが
二人共、武志で繋がってるから切れるわけではない
仕事の進め方や信条でぶつかる青さがある
お互い名声を上げれば
八郎は女性の喜美子をリスペクトするだろうし
喜美子も八郎の常識も受け入れるだろう
丸くなった年頃にでも再度手を繋いで欲しいな
ささやかな希望