竜三の最期は、おしんにとっては本当につらかったでしょう。でも、彼は潔かったと私は思います。日本人らしい最期でした。
希望と圭と初子は おしんが引っ掻き回したおかげで
新しい関係(笑)が築けそうだね
別に姉弟でも良いし 圭の母親代わりになってくれればね
本人たちが望んでるのなら
おしんも雄を働きながら育てた
不仲になった仁と道子は子供にも影響がありそうだ
こっちの新しい関係は問題ある
おしんの兄夫婦見てると
小作時代からの反動だろうが成金になっちゃって
農地改革は地主が反対し小作の夢だったんだな
農地改革を運動にしてた浩太は夢半ばで諦め
進駐軍の外圧で実現するという皮肉
人はいくら頑張っても時代に逆らえない例えか
おしんの理解できない新しい時代に
学歴だって親の云うことは聞いとくべき
若気の至りか、本質的なのか
仁が中身竜三なので怖いけど
戻ってきたから息子として信用せざる得ない
ブローカー(仲買)くらいしか出来なかったのか
地道な商売やってないし
初子、川村に駅前の土地を貸してほしいと頼む
「あの土地は、田倉のお母さんに差し上げましょう」
初子と別問題だと
川村、疑ってすまんかった 良いやつだった
「高利貸し、殺される」
でも登記の写しが送られてきた
棚ボタだけど、商売が大きく前進するな
初子は男運がない
川村がシツコイからか
「アメリカ兵相手に商売してたんです 娼婦です」
初子が嫌われようとして言ってしまったが
終戦の混乱、みんなギリギリで生きてたと言われ
川村も危ない仕事してたのだろうか
ぜんぜん効き目がないな
良いこと言ってるんだけどかえってキモい
仁が名古屋の女のところでヒモになっていた
結局、百貨店でやりたいことが出来ず
あちこち働こうにも上手く行かずなのか
初子が迎えに行く
そして仁が帰ってきた
世の中甘くない、夢やぶれてだけど
今までがあるので真面目に働くのか疑問だが
希望の旅立ち
希望は商売に向いてないから陶芸家だと
結局、陶芸だって商売するんだから
人生無駄じゃない
おしんの肩には大奥様やお加代様の想いが乗っかかる
当時の価値観、家が大事 承知するわけにはな
現代人にはわからんな
でも希望の為におしんが許し師匠も受け入れた
お加代様が絵が好きだった設定が活きてるね
逃げ出そうとしてたもの
加賀屋を継がなきゃなかったけれども
陶芸が好きな希望におしんはお加代様を見たのか
この話なければ許さなかっただろうな
民主主義なんてまだ何者かわからない時代
初子からお札を入れた差し出しのない手紙が
若い女性で当時お金を稼げるというと
べっぴんの悦子様が 米兵相手のキャバレー嬢
カーネで奈津がパンパンだったり
住所を特定されない手紙は良い予感しないな
稼いでおしんを助けてくれる気持ちは有り難いが
また、魚屋行商やるのか
雄と二人でやっていたが もう雄は居ない
「私も、自分の思う通りに生きていきます」
お加代の笑顔が、源じいの照れる姿、加賀屋の大奥様、
父の作造、母のふじ、雄、竜三
おしんの人生にとって、何度目かの再出発であった
46歳
「ここの家が助かっただけ、運が良かったよ」
母さんが、がんばったから
竜三、あっさりしてる
「雄が、戦死した」
戦死と言っても病気か飢餓が大半だが
おしんは信じない
初子、泣き崩れる
おしんと初子、白い布切れで縫いモノ
原爆への防御には役に立たないが
「母さん 仁から」
元気で行ってまいりますと
特攻隊なら助からないが
行くのが先か、戦争が終るのが先か
ラジオで重大発表がある
戦争が終わる
政府や学校では「終戦」と言わせてるが
歴史修正主義である
はっきり「敗戦」と言うべきである
負けたのだから
「事業って言うのはな、大きくなればなるほど
金がかかるが、それだけ利益が大きくなるんだよ」
「戦争のおかげで儲けさせてもらっているようなものだがな」
かなり軍に食い込んでる
竜三は軍相手で大きい商いを築いてるようだ
どっぷり戦争にはまってる
隣組は国家総動員体制の需要な基礎になる組織
政府の命令を実行するためなのだろう
お人好しの竜三は
組長をやらされることになった
どこまで大日本帝国なんだろう竜三
黙って父さんについて行けと言うが
初子が読んでた万葉集凄いな
古文でかなりハードルが高かった記憶がある
万葉仮名は難しい
高校生くらいで読むものだろうけどね