加賀野泉の出演ドラマ

HERO 1

4.4
  • 出演者 4.3
  • ストーリー 4.3
  • 演技 4.2
  • 映像 4.1
フジテレビ系 月曜 21:00 〜     21:54
2001年
最終回 2001年03月19日
出演 木村拓哉 松たか子 大塚寧々 阿部寛 角野卓造 児玉清 小日向文世
脚本 大竹研
主題歌 宇多田ヒカル 「Can You Keep A Secret?」
  • HERO 1

    圧倒的個性

    5.0
    • 出演者 5.0
    • ストーリー 5.0
    • 演技 5.0
    • 映像 5.0
    考えさせられるし面白い
  • やまとなでしこ

    4.3
    • 出演者 4.3
    • ストーリー 4.2
    • 演技 4.1
    • 映像 3.9
    フジテレビ系 月曜 21:00 〜     21:54
    初回 2000年10月09日
    最終回 2000年12月18日
    出演 松嶋菜々子 堤真一 西村雅彦 矢田亜希子 筧利夫 須藤理彩 東幹久
    脚本 中園ミホ
    主題歌 Misia 「Everything」
  • やまとなでしこ

    誰もが夢見る理想の”月9”

    5.0
    • 出演者 --.-
    • ストーリー --.-
    • 演技 --.-
    • 映像 --.-
    続きを読む 「ちょっと待って!FENDIとDIORのワンピースだけは外さないで!!!」

     
    断片的な記憶が急に合わさった音がした。桜子(松嶋菜々子)のオンボロ木造アパートが火事になり、大事な服が燃えてしまうと叫ぶ彼女の代わりに、欧介(堤真一)が家へ飛び込む一歩手前のシーンだ。小学生だった私も、さすがに「ものすごい女だな」と思ったのだろう。このセリフだけは鮮明に覚えていた。20年経った今、本能剥き出しで生きる桜子のことを清々しいとさえ思ってしまう。


    絶対再放送されることはないだろうと思っていたドラマ『やまとなでしこ』が、20年ぶりに月9枠へ帰ってきた。とても不思議な二時間だった。20年前のドラマを見た、と言うよりも“20年前の世界へ入っていった”ような感覚に近い。ドラマの中でキャビンアテンダントは“スッチー”と呼ばれていたし、「女のピークは27」と断言する桜子の価値観も、今とはだいぶズレてしまった。だけど“時代ならでは”の違和感は少なく、むしろ当時の体感温度のままに物語へと引き込まれていった。

    『やまとなでしこ』は格差恋愛を描いたのではなく、“桜子が真実の愛を見つける物語”なのだと改めて思う。真実の愛は何かと聞かれると自信はないが、我が道を貫く桜子が“好き”の気持ちをひとつひとつ積み上げていく姿は御伽話のように純真だ。欧介が桜子を何度も目で追うように、桜子もまた何度も恋に落ちていく。全11話を前後編の2時間スペシャルに仕上げなおした編集も神がかっていた。“大切な場で同じ服は二度と着ない”というポリシーの桜子が、再び出会いの白ワンピースを身に纏って現れたラストには否応なしに胸が高鳴る。


    「ひょっとしたら、人と人が出会うことも、そのルールに則っているのかもしれません。もしそこに何かのルールがなかったら、二人がどこかで出会ってもそのまますれ違って、関わりあうことも、言葉を交わすこともなかったはずなのに。宇宙の片隅のこの会場で、僕たちはこうして集まることが出来た」


    欧介のスピーチは、『やまとなでしこ』という物語が持つ輝きをそのまま言葉にしたような美しさだった。コロナ禍で殺伐とした人々の心を救うのは、超越したラブストーリーなのかもしれない。愛は地球を救うってこういうこと?MISIAの「everything」を聞いたせいなのか、先週よりも気が大きくなった私がいる。
  • 2001

    2000

      やまとなでしこ

      4.3
      • 出演者 4.3
      • ストーリー 4.2
      • 演技 4.1
      • 映像 3.9
      フジテレビ系 月曜 21:00 〜     21:54
      初回 2000年10月09日
      最終回 2000年12月18日
      出演 松嶋菜々子 堤真一 西村雅彦 矢田亜希子 筧利夫 須藤理彩 東幹久
      脚本 中園ミホ
      主題歌 Misia 「Everything」
    • やまとなでしこ

      誰もが夢見る理想の”月9”

      5.0
      • 出演者 --.-
      • ストーリー --.-
      • 演技 --.-
      • 映像 --.-
      続きを読む 「ちょっと待って!FENDIとDIORのワンピースだけは外さないで!!!」

       
      断片的な記憶が急に合わさった音がした。桜子(松嶋菜々子)のオンボロ木造アパートが火事になり、大事な服が燃えてしまうと叫ぶ彼女の代わりに、欧介(堤真一)が家へ飛び込む一歩手前のシーンだ。小学生だった私も、さすがに「ものすごい女だな」と思ったのだろう。このセリフだけは鮮明に覚えていた。20年経った今、本能剥き出しで生きる桜子のことを清々しいとさえ思ってしまう。


      絶対再放送されることはないだろうと思っていたドラマ『やまとなでしこ』が、20年ぶりに月9枠へ帰ってきた。とても不思議な二時間だった。20年前のドラマを見た、と言うよりも“20年前の世界へ入っていった”ような感覚に近い。ドラマの中でキャビンアテンダントは“スッチー”と呼ばれていたし、「女のピークは27」と断言する桜子の価値観も、今とはだいぶズレてしまった。だけど“時代ならでは”の違和感は少なく、むしろ当時の体感温度のままに物語へと引き込まれていった。

      『やまとなでしこ』は格差恋愛を描いたのではなく、“桜子が真実の愛を見つける物語”なのだと改めて思う。真実の愛は何かと聞かれると自信はないが、我が道を貫く桜子が“好き”の気持ちをひとつひとつ積み上げていく姿は御伽話のように純真だ。欧介が桜子を何度も目で追うように、桜子もまた何度も恋に落ちていく。全11話を前後編の2時間スペシャルに仕上げなおした編集も神がかっていた。“大切な場で同じ服は二度と着ない”というポリシーの桜子が、再び出会いの白ワンピースを身に纏って現れたラストには否応なしに胸が高鳴る。


      「ひょっとしたら、人と人が出会うことも、そのルールに則っているのかもしれません。もしそこに何かのルールがなかったら、二人がどこかで出会ってもそのまますれ違って、関わりあうことも、言葉を交わすこともなかったはずなのに。宇宙の片隅のこの会場で、僕たちはこうして集まることが出来た」


      欧介のスピーチは、『やまとなでしこ』という物語が持つ輝きをそのまま言葉にしたような美しさだった。コロナ禍で殺伐とした人々の心を救うのは、超越したラブストーリーなのかもしれない。愛は地球を救うってこういうこと?MISIAの「everything」を聞いたせいなのか、先週よりも気が大きくなった私がいる。
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