今回も結構ベタな展開だけど、悪者は徹底して悪者って感じは悪くない。
毎回、問題が持ちあがって工夫してなんとか解決できそうになると、強大な力が動いて窮地に陥るけど、意外な手法で起死回生というパターンかな。
ちょっと先が読めてしまうけど、ある意味安心してみていられる。
それにしても小勝負さんはクールだなー。最終章あたりで過去のことにも触れるんだろうけど、今のところ淡々と仕事をこなしてるけど、観察眼が鋭くて感じで頼りがいがある。
激情型の白熊さんとはいいコンビかも。
今回はとうとう気配さえ感じられなかった白熊さんの彼氏。
でも、今のところ小勝負さんとは恋愛に発展しそうな感じはなくて、いい相棒って感じなので、彼氏が許容してくれるのなら、別れることなく恋愛要素なしの展開でもいいかもしれない。
この章は、大企業から無理強いされている下請け会社にスポットをあてた優越的地位の濫用がテーマ。前章に比べるとわりとわかりやすいし、下請けの会社の人たちの気持ちもわかる。
いくら不正があるとはいっても、密告したら契約を打ち切られるとなったら、小さい会社は我慢するしかない…その問題をどう解決してくれるのか楽しみです。