冒頭の被害者の殺され方がなかなかにひどくて気の毒だなあと思ったけど、
真相を知ったら殺された被害者がクズすぎて、とっさに手をかけてしまった加害者のほうがかわいそうだった…。

DNAは生まれたときにすべて決まってしまうので、天才になるかどうかは、親から受け継ぐ遺伝子によって大きく変わってしまうのは、残酷だけど自然に感じる。
ただ、現実にはエリートの家に生まれてもその才能を開花できない場合もあるし、生まれ持ったDNAをどう生かすかのほうが大きいんだと思う。
神保先生が言うように、産まれてからの努力や環境によって、天才の遺伝子は作られるんだろう。
DNA検査でどんなことに向いているのか先に分かれば、進路も選びやすくなりそうだなー。

事件は結構込み入ってるけど、毎回1話完結でテンポよく謎解きしてくれるし、田中圭さんがあまり前に出すぎず、解説に徹してるのもいい。
安堂刑事の情に厚い設定が少しやりすぎ感があるかなあ。