メインの4人がいずれも心に秘密を抱え、傷を負っているというところ。イニョンは、自分の父親の死の真相を探るため、好きでもない人と婚約し、かつて自分が愛した人と一緒に一つ屋根の下でくらす。そんなイニョンの婚約者ドンビンは、自分が本当は養子で人殺しの息子だと知り、いつかこの家を追い出され天涯孤独になるのではないかという恐れの中で生きている。ドンビンの弟のジュニは、ユランという名の婚約者がいながらも、かつて自分の失明していたときに出会った女性を忘れられずずっと心の中で思い続けている。そして、そのユランは、かつて友達を裏切りその償いをすらために自分の愛する男性の弟と婚約する。この4人は皆心に、悲し...
メインの4人がいずれも心に秘密を抱え、傷を負っているというところ。イニョンは、自分の父親の死の真相を探るため、好きでもない人と婚約し、かつて自分が愛した人と一緒に一つ屋根の下でくらす。そんなイニョンの婚約者ドンビンは、自分が本当は養子で人殺しの息子だと知り、いつかこの家を追い出され天涯孤独になるのではないかという恐れの中で生きている。ドンビンの弟のジュニは、ユランという名の婚約者がいながらも、かつて自分の失明していたときに出会った女性を忘れられずずっと心の中で思い続けている。そして、そのユランは、かつて友達を裏切りその償いをすらために自分の愛する男性の弟と婚約する。この4人は皆心に、悲しみ、愛情、憎しみ、孤独、絶望を抱えながら生きている。それがより一層このドラマを面白くしまた、登場人物達を魅力的にする。特にドンビンの抱える孤独の深さは並大抵のものではない。そして、またドンビンは喜怒哀楽が激しいので刻々と顔の表情が変化していき、それも見ていて楽しい。絶対に目が離せなくなる。韓流ドラマはうるさいものが多いけれど、これはとても静かにストーリーが展開したいきます。愛憎劇ですが、父の死の真相を明らかにするというサスペンス要素も満載なので、どちらの目的でも楽しめるドラマです。コロナのパンデミックは、このドラマがあったから乗りきれました。