幼い少女が母親の虐待により死亡という話。涙しながら観たけれど、殺されてもなお、母親は優しかったと言い張る少女を見て、イシ間さんとシ村さんの会話『これが愛というものなのかねぇ』『いいえ、ただの洗脳でしょう』これには衝撃を受けました。でも考えてみたら、腑に落ちたところもあって、ちょっと納得したりもして。こういう冷徹な目を持つシ村さんは、死んだ娘のために成し遂げたいことがあるように見えるけど叶うのか、成仏するのか、気になるところです。
家のベランダで置き去りにされて、凍死した凛ちゃん(佐々木みゆ)の母親である瞳(前田亜季)を凛ちゃんのために瞳にビンタした保育士のあかね(吉田志織)と同じく自分もビンタしたいと思ったのが本音です。
本当に母親に怒りが込み上げてきました。
虐待を受けたり、ベランダで置き去りにされても死ぬ間際までずっと母親の味方でいようとした凛ちゃんに涙でした。
さらに 「あしたのわたし」の絵本のストーリーが本人とリンクする感じでそこも切なくなってさらに泣いてしまいました。
改めて、虐待されて、凍死してしまった凛ちゃんを演じた 佐々木みゆ ちゃん、演技がすごく上手かったのは間違いないで...