八郎、喜美子は陶芸家やなく女や
本音が出たね
草間さんは何も言わず喜美子の夢を応援してくれた
慶乃川さんの土も覚えていた
八郎は喜美子の夢の否定から入る
女だから名を挙げて欲しくないが本音だろう
だから穴窯を否定したい
喜美子は束縛から開放されるためにも穴窯をやる
八郎の女とは当時の価値観で
家で待っててくれる女性
仕事で並ばれてしんどくない女性
団地で上から見下さない女性
とさんざん描かれてきたので
穴窯をやらない女性
というのも当たり前だろう
穴窯成功したら怖いけど　八郎涙？
ほぐす方法はないか？

ちび喜美子が、慶乃川さんに
「ただの土や」
といってた信楽の土
陶芸家は儲からんなとともに回収
夢はタヌキとともに引き継がれた

草間さんとは年賀状でやりとり
普段連絡しない人とは
昭和の時代、年賀状ひっくり返して連絡先調べたな
今は少なくなったけど
昔は　連絡先アドレスが　年賀状の束だった

八郎が不憫で仕方がないのは
男社会の偏見をすべて背負わされてること
喜美子の周りの人達は「川原喜美子」を応援してくれるが
八郎からはただの女でしか無い
喜美子は価値観をひっくり返す戦いを行っているが
道のりは険しく容易ではない
だから手をつなぎ直すのは物語終盤の説をとる