単純な刑事物では終わらせない感じがさらに濃厚になった第2回でした。

北村さんが教え子だと思った女性は、実は偽名を使ってた詐欺師でしたし、その女とつるんでた男が、山内圭哉 さんというのがリアリティある風貌なキャストで完成度高いなと思いました。

北村さんが犯罪者にさせられ、他の人を知らずに騙してしまったのもなんとも切なかったです。

北村さんの娘さんがお父さんが犯罪者になってしまったのを知った時の悲しさ、それをなぜ止められなかったのかを今宮に問いただす悲痛さもなんかすごく現実的だなと感じました。

ラストシーンで今宮に詐欺がなぜ世の中になくならないかというのを語る手塚警部。

エンケン さんだからこその説得力の深みある台詞で今宮を内心、励まそうとしてる感じがして良い上司だなと思いました。

とにかく現時点で今期2番目に好きなドラマに早くも2話で上がったかもしれません。

残り3話、毎回のリアリティある演出、そして絶妙なゲスト出演者陣にも注目しつつ素晴らしいクオリティーあるドラマを今後も期待したいと思います。

次回はひとまず、古川琴音 の演技に期待。