主演は谷村美月と滝沢秀明。
脚本も出演者も好きだったし、カメラワークも綺麗でした。
原作の良さを基盤に、さらに連続ドラマであることを踏まえたストーリー展開に、惹き込まれました。正統派のドラマで、とても自然に感情移入して最終回まで、毎週続きが待ち遠しく見ることが出来ました。
昨今では珍しいタイプに属するかもしれないが、極めて真っ直ぐな作り方で、ケレン味のないドラマとなっている。その上、冤罪、殺人事件など題材が重いこともあって、一つ一つのシーンが緊迫感に溢れていて、見ていて息が抜けない。祐介を演じる滝沢秀明さん、光三を演じる遠藤憲一さん、礼菜を演じる谷村美月さんらの演技も素晴らしい。ゴールデンタイムで放送して欲しかった。最終回は涙、涙でした。好きなシーンがたくさんあり繰り返し観たいので、迷わず購入を決めました。バックに流れる切ない主題歌も良いです。
長い間死刑囚として服役してきた男の秘密が明らかになっていくのを予想するのは面白かった。
自分を守るために自然と共犯になり秘密を守り続け育ててくれた親の壮大な愛にはすごいものを感じるけれど、自分だと思っていた人間が自分でなかったり好きになった人が血が繋がっていたりとかいろんな罪を生み出している。
すべてを受け入れ許すことができるかそんなに人間できているものなのか。
そして決定的な証拠もなく死刑囚となっていることの方が恐怖を感じた。
ストーリーはよかったのに心の葛藤や苦しみがささってこなかったのが残念だったかも。
子供入れ替えていいところに引き取られて弁護士になるとかすごいと思う。タッキーの演技がとてもうまかったと思う。親の弁護士になるとか運命しかいいようがないと思う。子供を守るために捕まるなんてすごい根性だと思う。最後は一緒に夕日を見てとても感動した。
