非婚家族のあらすじ
製菓会社の企画部に勤務する洋介は、再婚した妻ひかると、その間にできた息子翔太と平凡に暮らしてきた。
ある日、自分が新たに立ち上げたダイエット菓子の特集を組むという女性誌の編集長に会いに行ったが、その編集長が10年前に離婚した元妻の知華子と知って驚く洋介。再会を懐かしんだのも束の間、後日知華子から、「記事にはできない。商品も売れないだろう。」と言われ、憤慨した。
しかし実際商品は売れず、洋介はその責任を取らされ、営業に回された。慣れない営業の仕事に戸惑いながら、家族を支えに奮闘したが、ひかるから突然離婚を言い渡され、数日後、ひかるは翔太を置いて家を出て行ってしまった。
何もかも失った洋介は結局、知華子のもとに転がり込み…。