【今井ようじ(落語作家)さんの視聴ドラマの口コミ・感想・評価一覧】

  • 相棒 season18 第19話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 3.5
    • 演技 5.0
    • 映像 4.0

    アンドレのガチを捌いた前田日明

    ということで、相棒です。
    今回の事件は、大手ゼネコンの社員が転落死する事件が発生したが、捜査に乗り出そうとした上司から「自殺だから、これ以上捜査はするな」という圧力が掛かる、という昔からよくあ...
    続きを読む ということで、相棒です。
    今回の事件は、大手ゼネコンの社員が転落死する事件が発生したが、捜査に乗り出そうとした上司から「自殺だから、これ以上捜査はするな」という圧力が掛かる、という昔からよくある展開。
    特捜最前線や太陽にほえろなど、僕が見てきた刑事物のシリーズで、何度もこのパターンの話があった。理由は政治家がらみの汚職だったり、偉いさんの息子が事件に関わってたりと色々なのだが、だいたい、上層部から「捜査をするな(やめろ)」という圧力が掛かり、みんな悔しがって一旦捜査は打ち切るが、結局、捜査を再開し、様々な圧力をかわしつつ、真犯人を突き止めるみたいなパターン。今回の相棒も例に漏れず、右京と冠城は上層部から呼び出され圧力を掛けられるが、2人はいつものように無視して普通に捜査する。新日本の上層部から煙たがられ、アンドレにセメントを仕掛けられた前田日明みたいなもんやね。違う?
    なんやかんやあって、結局は自殺だと分かるのだが、これは新しい展開。これまでの刑事物でよくあった話は、口封じのために自殺と見せかけて殺されていて、真犯人が見つかるのだが、今回はホンマに自殺。ただ、その自殺の原因は本社の指示で不正に加担したことで、その本社の責任を明らかにするために、同僚が自殺を殺人に偽装したという形。
    この2重になっている感じはホンマにうまいし、面白い。特捜最前線の「殺人トリックの女!」の荒川と見せかけて多摩川と見せかけて荒川、みたいな展開。あれ? 多摩川と見せかけて荒川と見せかけて多摩川やった? まぁ、どっちでもええか・・・。

    最後は、死体損壊の容疑で発見者の山野さんを捜査一課に逮捕させ、取調べで犯行は認めた上で動機を黙秘、その動機を立証する証拠として足立の遺書とUSBを提出し、事件の奥に潜む巨悪を暴いていくという流れ。ここで因縁がある連城弁護士に依頼するのもしびれたな。
    前田日明対策として因縁のある上田馬之助を本体側に付かせた猪木の策みたいやった。え? これも違う?

    シーズン18の最後から2回目の回ということで、大きな事件かと思い、期待しながら視聴したが、そんなに大きな事件ではなかった。でも、山野さんのキャラクターもよかったし、単純な話やのに、奥が深くて、面白かった。さすが、大ヒットシリーズの相棒、ええスタッフ揃えてますな! いや、誰からの目線や!?
  • テセウスの船 第10話

    3.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 3.0
    • 演技 4.0
    • 映像 3.5

    猪木の1.2.3.ダーっ!が最大の謎

    いよいよ最終回。ドラマを第1話から最終話まで見たのなんか、15年ぶりくらいです。だって、飲みに行くのが忙しくて、同じ曜日の同じ時間に家にいることがだんだん難しくなるんやもん。いやそれは俺の勝手や... 続きを読む いよいよ最終回。ドラマを第1話から最終話まで見たのなんか、15年ぶりくらいです。だって、飲みに行くのが忙しくて、同じ曜日の同じ時間に家にいることがだんだん難しくなるんやもん。いやそれは俺の勝手やけど。でも今は、アプリやなんやらで、電車での移動中とかのちょっとした時間にいつでも見れるから、無理なく見れますね。

    そんなおっさんの感想は置いといて、最後まで見て、このドラマの良かったとこは、なんといっても「原作と犯人が違う」というところ。だってそうじゃないと、謎解きの部分が楽しめへんもんね。でもちゃんとした完成度がある原作の結末を、敢えて変えるのはすごく難しいやろし、絶対に原作ファンからは批判が出るやろから、脚本家はすごいプレッシャーやったと思う。

    しかし、この手のドラマはすぐに犯人が分かったらアカンから、ミスリードに次ぐミスリードで、正直、そこには疲れた。前回か前々回の猪鍋のシーンでの、穴を掘りながら「あいつ、図体がでかいから」みたいな発言も、イノシシがデカいからって埋めるわけやないねんから、そんなセリフ言うの、おかしいやん?

    そうそう、あと、このドラマ、子役の選び方が素晴らしかったですね。田村和子(榮倉奈々)と娘の鈴の顔がめっちゃ似てるし、みきおの大人時代(安藤政信)と子供時代もすごい似てる。これ、キャスティングした人、すごいと思う。

    最後は父親だけが記憶が残った感じで、心は無事に生まれ、佐野家は幸せな家族としてエンディングを迎える。ハッピーエンドっぽいけど、ホンマの心さんは死んでるわけやし、素直に喜べない感じではある。この感覚っていうか、違和感が「テセウスの船」ってことなんでしょうね。
    あと、この「父親だけに記憶が残る」ってのはちょっと無理やりかなぁ・・・。でもそうしないと、母親も長女も長男も「田村心」のことを覚えてたら、話がおかしくなるもんね。そこの予定調和は仕方ないのかなぁ・・・? そうか、みんな分かってて黙ってるの?
    改めて考えたら、見てる人に「予定調和」のストレスを感じさせずに、こういった種類の物語を展開させるのって、ホンマに難しいんやな、と思いました。
    しかし、前のレビューにも書きましたが、この物語の最大の謎はやはり、「なぜ1989年の段階で子供たちが、1990年に猪木が初めてやった1.2.3.ダー!を知っていたか?」というところだ。
    え? しつこい?
    いや、これ、全プロレスファンの共通の疑問やって!
    でもこれだけプロレス押しのドラマだったので、最終回にまさかの猪木本人が登場!って展開を期待してたけど、それはさすがになかったな。
    まあでも、全話、楽しく見せていただきました!
    ありがとうございました!
  • テセウスの船 第6話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 3.5
    • 映像 3.5

    同士討ちでやられるザ・シーク

    それで6話。前回のラストで、これまで犯人フラグが立ちまくってた木村さつき(麻生祐未)が、佐々木紀子を殺害し、完全に真犯人やん!と思ったら、冒頭でいきなり殺されているという急展開。え? ほんなら誰... 続きを読む それで6話。前回のラストで、これまで犯人フラグが立ちまくってた木村さつき(麻生祐未)が、佐々木紀子を殺害し、完全に真犯人やん!と思ったら、冒頭でいきなり殺されているという急展開。え? ほんなら誰ですのん? と思ったら、前回のラストでオレンジジュースを持って歩いてくる怪しい人が。あぁ、あれが真犯人かと思いつつ、続きを見る。
    木村さつきの息子の木村みきお(安藤政信)から連絡があり、殺された木村さつきの家に行く田村心(竹内涼真)。ここで部屋に貼られた不気味な絵を見る。あらすじには「田村心(竹内涼真)は木村さつきが犯人だと疑っていたが、さつき宛にも真犯人から脅迫のメッセージが届いていた。」って書いてあるけど、その脅迫のメッセージってこの絵のこと? 他にメッセージらしきものはなかったと思うねんけど。でもこの絵って、普通に考えたら木村さつきが描いたとしか思えへんねんけど、あらすじが間違ってるってことはないよね? うーん・・・。

    木村みきおから、木村さつき殺害の容疑者がメガネを掛けた小太りの男だと聞き、木村さつきが連絡を取っていた音臼村の関係者から、その特徴の人を探すことに。その時に手帳を預かり、その手帳に載っている人の家を一軒一軒訪ねて、容疑者を探しまわり、ようやく田中正志(霜降り明星・せいや)ではないかと分かり、家に辿りつくが既に殺されていて、その場にすぐに警察が来て、田村心はがっつり容疑者として逮捕されてしまう。がっつり逮捕されるって日本語おかしいけど・・・。このあたり、ホンマによくあるパターンで、ミステリーとか刑事もので何回見たことか。ザ・シークとかの悪役レスラーが正義のレスラーを羽交い絞めにし、そこに手下のレスラーが攻撃するのだが、正義のレスラーに見事避けられて、ザ・シークに攻撃が当たり、悶絶するというパターン並によく見る。
    そんなんはいいとして、音臼村の関係者の家を訪ねている時、空振りに終わった人のところに✖を付けていくのだが、預かった手帳に直接✖を付けているように見える。鉄のメンタルを持つ田村心とはいえ、さすがに他人から預かった手帳に直接✖は付けへんやろから、見間違いかな?

    最後、真犯人からの招待状が届き、音臼村の慰霊碑の前に行く田村心。しかし、いつも一緒に調査していた岸田由紀(上野樹里)は、今回は同行してない。なぜかというと、田村心が「今回は僕一人で行きます」と言いだしたから。この流れになった瞬間、ここでまたタイムスリップが起きるんちゃうん!?って思った。だって、二人で行ったら二人ともタイムスリップせなアカンし、それやと色々と不都合が起きるから(笑)。そうでないと、ここにきて急に一人になる意味ってないですもんね。
    音臼村の慰霊碑に辿りつくと、木村みきおが現れ、これまで事件の後遺症で車椅子だったはずなのに、いきなり立ち上がって、田村心に襲い掛かってくる。結局、木村みきおが真犯人だったのだが、予め田村心が警察に通報していてパトカーが近付いてきたので、木村みきおは逃げ、田村心は再びタイムスリップしてしまう。うーん、、、やっぱりすごく続きが気になります。
    毎回、色々と突っ込んだり、文句言うたりしてますけど、このドラマ、ホンマによう出来てますね。前回のラストでオレンジジュースを持って歩いてくる怪しい人がでてくるけど、これって「真犯人は歩ける人ですよ」って示唆して、木村みきおが犯人ではないことをうまくミスリードしてたし、田村心が小学校の臨時教員になった時も最初の名前を呼ぶのが木村みきおやったり、色んな伏線が巧みに張り巡らされています。こんな複雑な話、落語作家ごときには書けませんよ。いや、書く! 頑張って書くから仕事ちょうだい!
  • シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。 第8話

    2.5
    • 出演者 3.5
    • ストーリー 2.5
    • 演技 3.5
    • 映像 3.0

    哀愁のシェイクハンド 上田馬之助

    なんやかんやで第8話。
    父である森島哲也がコアラ男だったというニュースを見て、テレビ局にやってきた森島直輝(横浜流星)。そのニュースを流したのは神代一樹(要潤)だった。
    森島直輝は神代を問い...
    続きを読む なんやかんやで第8話。
    父である森島哲也がコアラ男だったというニュースを見て、テレビ局にやってきた森島直輝(横浜流星)。そのニュースを流したのは神代一樹(要潤)だった。
    森島直輝は神代を問い詰めると、佐島源造(佐藤二朗)から森島哲也の遺書を入手していて、そこには自分がコアラ男誘拐事件の犯人だと書かれていた。コアラ男誘拐事件っておかしないか? コアラ男が誘拐されたみたいやし。ちゃんと言うと、佐島あずさを誘拐したコアラ男の正体が森島直輝の父親やったってことね。
    神代って一瞬、直輝の味方っぽかったけど、結局は敵やってんね。敵というか、自分の立場が一番大切で、佐島の味方でも直輝の味方でもない感じ。だいたい、こういった立ち位置の人が出てくると、主人公は振り回されますよね。今回もまさにそんな感じで、佐島との関係もおかしくなってるし。分かりやすくいうと、対UWFとの抗争を前に猪木に共闘を申し込んだ時の上田馬之助の感じ。いや、分かりにくい上に、微妙に違うし。
    そんなこんなで、追い詰められた直輝は、佐島あずさにも「利用するために近付いた」とあっさりと告白する。佐島あずさ、メチャクチャかわいいのに、川田リコと直輝がええ感じになってきたり、フルボッコです。そんで結局、直輝に利用され、法務大臣室に忍び込んで、
    引き出しと額を調べてこいと言われ、忍び込むはめに。なんで「引き出し」と「額」を指定したのかというと、ここで直輝が久しぶりにメンタリストの本領を発揮。以前、大臣室に行った時に佐島源造が額をチラッと見て、引き出しを手で押さえていたのだ。正直、「メンタリストが事件を解決する」ってだけで一本のドラマができると思うし、面白いと思うねんけど、前にも言ったけど、このドラマ、色んなことを盛り過ぎてる感があるんですよね…。
    あ、あと、大臣室やのに、忍び込まれやす過ぎ!
    そんで直輝は川田リコにも、自分が催眠でミスパンダにして操っていたことを告白。それをビックリするほどあっさりと納得するレン。いやいや! 理由をもっと深く問い詰めるなり、なんなりせえよ! しかもミスパンダの身体能力が異常に高い理由が「君の潜在能力を引き出した」って、それを言いだしたら、何でもできますやん!
    結局、コアラ男誘拐事件は、知名度と好感度を上げようと思った佐島源造の自作自演だと分かり、それを突き止めた森島哲也を殺したというのが真相だと分かる。
    これで事件解決かと思ったら、最後に、まさかの川田リコが誰かに誘拐されるという展開。まだ黒幕がいるんかいな! 
    話も佳境に差し掛かってきて、序盤のテンションが高い楽しいシーンが減り、シリアスな場面が多くなってきてます。まぁ、ここまで見てきたので最後まで見ますけどね。
  • テセウスの船 第5話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 3.5
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    猪木のライバル タイガージェットシン

    そんで第5話。未来に戻ってから第2話。そんな書き方ややこしい?
    前回、被害者の会に乗りこみ、新たな証言を得ようという無茶をした田村心。色々あって、新証言を話してくれそうな人が現れる。その人は、...
    続きを読む そんで第5話。未来に戻ってから第2話。そんな書き方ややこしい?
    前回、被害者の会に乗りこみ、新たな証言を得ようという無茶をした田村心。色々あって、新証言を話してくれそうな人が現れる。その人は、自殺した新聞配達員の婚約者だった佐々木紀子。正直、「あ、この人、証言する前に殺されるな」とすぐに思ったが、果たしてそうなるのか?

    今回も、前回に続き、木村さつき真犯人フラグが立ちまくり。っていうか、自分の息子の嫁が佐野文吾の娘だって分かってるのに、分からないフリしていたぶってるとこが最高。自分があの立場やったら面白くてしょうがないんやろな。散々、反則攻撃してるのに、レフェリーがあっち向いてて、バレてない時のタイガー・ジェット・シンの生き生きした感じ。ん? なんか違うかな?
    そして、田村心は佐々木紀子に会いに行こうとするも、なんじゃかんじゃで断られて、凹む。家まで何とか証言を聞こうと直接会いにいくも、留守。そして大雨の中、びしょ濡れになりながら帰宅を待つという、昔の落語家の弟子入りみたいな展開に。その様子を実は家にいた佐々木紀子が、家の中からこっそり見てて、最後には会えることになるというベタな展開。
    そうこうしてるうちに過去の世界で嫁だった岸田由紀との距離が
    縮まっててえええ感じになってきた。これはラストで田村心が幸せになるフラグであって欲しい。

    そして、佐々木紀子のとこに会いに行くのだが、同時に木村さつきと脅された村田藍(実は心の姉)も佐々木紀子のところへ向かっていて、ごっつドキドキする。この時にまた、芋羊羹が大活躍。いや~、あの時、何気なく出てきた芋羊羹がここまで活躍するとは思いませんでした。皆さん、、もし見返すときは「芋羊羹の初出」に注目ですよ。その芋羊羹の登場時に木村さつきが「スペシャル」を「スぺっシャル」と言うところがナニワ金融道の肉欲棒太郎で、マニアにはたまらない。なんのマニアや!?

    そんで色々あって、結局、佐々木紀子は殺されてしまいます。明らかに木村さつきに青酸カリ入り芋羊羹を食わされて殺された感じですが、芯を食った場面はないので、違うのかも・・・? う~ん、この辺りの作り方は、メジャードラマの制作の人ってやっぱりうまいっすね。どうとでもとれるようになってるから、次回に別の犯人が現れたとしても、文句を言われへんように作られてる。

    もう父親を救う手立てがないと絶望する田村心を岸田由紀が慰めて、二人がええ感じになったとこで次回に続く。と思ったら、木村さつきの病室に近付く怪しい奴が!ってとこで終わり。ホンマに続きが気になる。
    ただ、先に漫画を読んだり、漫画の結末を書いたサイトを見たりは絶対にしないと心に誓って生きていくのでした。
  • テセウスの船 第4話

    3.5
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 3.5
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    面会でも笑顔にさせる猪木は偉大

    はい、第4話。
    前回のラストで、また現代に戻ってしまった田村心(竹内涼真)。過去に戻って色々と頑張ったので、ええ感じに未来が変わってるのかとスマホで調べたら、父親は死刑囚のまま、母親と兄も一家...
    続きを読む はい、第4話。
    前回のラストで、また現代に戻ってしまった田村心(竹内涼真)。過去に戻って色々と頑張ったので、ええ感じに未来が変わってるのかとスマホで調べたら、父親は死刑囚のまま、母親と兄も一家心中で亡くなっていた。しかも家に帰ったら、子供と亡くなった嫁の物も何もなく、戻ってきた現代では結婚をしてなかった模様。いたたまれなくなって、亡くなった嫁の実家に行くと、たまたま生きている嫁と出会い、喜ぶも、向こうは雑誌の記者になっていて、父親のことを取材されて、ショックを受ける・・・みたいな出だし。
    タイムスリップ物では、一回昔に戻って、現代に帰ってきて、全てが良くなっていることはあまりなく、大抵、あまり良くなってなくて、もう一回過去に戻るって感じが多いが、このドラマもそんな感じ。しかし相変わらず、田村心の「鋼のメンタル」には感心させられる。
    現代に戻り、自分の家に帰った時に、死んだ嫁や子供の物が何もないのを見て、瞬時に「未来が変わったから」と判断し、嫁の実家まで行くという冷静さと行動力には驚かされる。
    そしていよいよ収監されている父親に面会に行くのだが、父親は過去に田村心に会っていたことを覚えていた。ここがなんか引っかかって、「え!?覚えてるんか!?」って思った。未来に帰った瞬間に、みんなの記憶から消えたのかと思ってた。だって、当時の村人がみんな、田村心のことを覚えていたら、一番怪しいのは田村心やもん。こいつが来てから村で色んなことが起こりだすし、身元も分からへんし、いなくなってから大量殺人が起きるし。
    警察の捜査も、まず田村心を容疑者として動くはずやし、佐野文吾の家から青酸カリが出てきても「田村心が家に居候していた時に隠した」って判断されるやろし。色々と腑に落ちないが、最後は、ドラえもんでも、未来の元高角三 (げんこうかくぞう)さんに会いに行った時に、過去にドラえもんとのび太に会ったことを覚えていたから、そんなもんなんやと納得。ドラえもんがそうやったからって納得するって、俺はドラえもん原理主義か!

    今回は木村さつきが真犯人というフラグを立てまくりの回。徹頭徹尾怪しいし、行動の目的が分からんし、ホンマに気持ち悪い。そして、芋羊羹がものすごいフリになっていて、ちょっとビックリ。そして、今回も「1.2.3.ダ―!」は健在。これ、ホンマに真犯人に関わってくるんとちゃうか?ってくらい毎回出てくる。ってか、後半で猪木本人が出演することに期待します。
    後半には、被害者の会に乗りこみ、新たな証言を得ようという無茶をする田村心。そこでどえらいことになるのだが、これでまた話が大きく動きそうですな。
    最後に・・・。
    「はっと汁」って初めて聞いたけど、メッチャ美味そう。いつか食べたい。もちろん毒が入ってないのを。
  • テセウスの船 第3話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    猪木のセリフをなぜ知っている?

    はい、第3話。もう続きが気になって気になって仕方がなくなってしまってます。
    第2回のラストで田村心(竹内涼真)が諸々の容疑者として逮捕されての第3話。ここから警察署内での取り調べなどのシーンが...
    続きを読む はい、第3話。もう続きが気になって気になって仕方がなくなってしまってます。
    第2回のラストで田村心(竹内涼真)が諸々の容疑者として逮捕されての第3話。ここから警察署内での取り調べなどのシーンが結構続くのかなぁと思ったら、かなりあっさりと釈放された。ただ、村中の人が逮捕されたことを知っていて、悪口を言われたり、佐野家に色んな村人から「犯人を匿うな」という抗議電話が掛かってきたりしていて、かなり迷惑をかけてしまっているという田村心にとってはかなり辛い状況。
    それを知って凹む田村心を慰めるために佐野文吾(鈴木亮平)がアントニオ猪木のモノマネをするのだが、これって時代考証、間違ってないです? この話の舞台は1989年の冬で、猪木の「元気ですか?」の初出は1989年6月の参議院議員選挙のスポーツ平和党の演説の時やったような気がするし、「1,2,3、ダー!」は1990年の「スーパーファイトin闘強導夢」が初めてやったはず。なので、この時点で佐野文吾が知っているのはおかしいと思うんですけど、こんなメジャードラマがそのあたりの時代考証をちゃんとしない訳はないので、なんか理由があるのでしょうか? 例えば、犯人に仕立て上げられた佐野文吾を救おうと息子が奔走し、無罪になるが、実はその佐野文吾こそが真犯人、みたいな。佐野文吾は何らかの形で未来の世界を知っていて、そこで「1,2,3、ダー!」を見てて、過去の世界でも使ってしまったとか? うーん、気になる・・・。
    まぁ、そんなプロレスマニアしか気にならないことは置いといて、中盤で田村心がついに佐野文吾に「自分はあなたの息子です」ということを告げる重要な回である。そして、殺人事件の犯人だということも告げるのだが、佐野文吾は取り乱して、田村心を家から追い出してしまう。前回も書いたのだが、このあたりの佐野文吾の地雷がどこかが分からん。タイムスリップの話はあっさり信じたのに、未来の世界を見てきた田村心の言葉は信じられへんねやって思ってしまった。
    まぁ、敵だと思っていた金丸茂雄(ユースケ・サンタマリア)が、いい人で、味方になってくれたのは心強い。と思ったら、ラストで殺されたっぽい。展開、早っ!
    そして、最後はまた現代に戻ってししまい、父親は死刑囚のままだった。しかも母親と兄も死んでいて、元々いた世界よりも悪くなってるっぽい。うーん、これは続きが気になるぞ・・・。
  • テセウスの船 第2話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.5
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    疑惑のカウント3

    ってことで第2話。
    第1話は物語の概要の説明と主要な登場人物の紹介の感じだったのだが、いよいよ本格的に物語が動くんでしょう、たぶん。
    いきなり家族のプロレスごっこから始まり、ホンマにレビュー...
    続きを読む ってことで第2話。
    第1話は物語の概要の説明と主要な登場人物の紹介の感じだったのだが、いよいよ本格的に物語が動くんでしょう、たぶん。
    いきなり家族のプロレスごっこから始まり、ホンマにレビューが書きやすい。ただ、ここに大きな疑惑が…。冒頭のプロレスごっこで、佐野文吾(鈴木亮平)が長男の慎吾にフォールされるのだが、カウント3の時点で右肩が上がっていたように見えた。しかし、田村心(竹内涼真)は3カウントを数えていて、これは疑惑のレフェリングと言わざるを得ない。いや、多分、ここに引っかかってた人、僕以外におらんと思うけど…。
    そんなことはいいとして、第1話は「佐野文吾が犯人では?」ということを匂わせて、結局違ったという展開だったが、今回は新聞配達員の長谷川翼が疑われる回。第1話では、田村心がパラコートを盗んだ時の目撃者として、そして子供好きのお兄さんとして登場するが、この2話ではミスリードで、とことん怪しく描かれている。まぁ、この手の「真犯人は誰だ」系の物語は、その回・その回のスケープゴートを作っていかな、話を展開できひんし、怪しい奴を間引いていかれへんから、仕方ないんですけどね。
    タイムスリップ物では、未来から来た主人公は当然、起こった事件を知っているので、あの手この手で止めようとするのだが、結局、止められなかったり、止めたと思ったら別の事件が起こったりするのだが、今回も例に漏れずそんな感じである。

    田村心は未来の世界から、この村で起こった事件についての新聞記事の切り抜きなどが貼ってあるスクラップブックを持ってきているが、この新聞記事とタイムスリップしてきた平成元年の世界がズレ始めてて、なかなか思い通りにいかない。ここがすごく気になってまして、過去が変わったら、この新聞記事も自動的に変わらへんのかな?って思ってしまう。タイムスリップ物でよく、過去の世界で自分の母親が死んで、自分が生まれなかったことになって、足から消えていく…みたいなシーンがあるが、その法則で行くと、未来が変わったら、新聞記事も同時に変わらないとおかしいような気がする。
    あと、運転免許も教員免許もない田村心が、小学校で勤められるのはさすがに無理があるかなぁ…。そんで、そのスクラップブックを佐野文吾に見つかり、見せろ・見せないの押し問答の末、佐野文吾が「もう信用できねえよ」と急に信用できなくなるのだが、未来からやって来たという荒唐無稽な話は直ぐに信用したのに、そのちょっとのやり取りですぐに信用できなくなるんやってちょっと笑えました。
    と、色々とツッコんでいますが、話自体はかなり面白いし、真犯人は気になるし、よくできているドラマだと思います。村の景色もすごくきれいやしね。この暖冬で、雪があるところのロケ地探しは大変やったやろなぁ…とリサーチの仕事もする身として、思います。
    とにかく、続きが、結末が、すごく気になるドラマです。絶対に、漫画のネタバレサイトを見るまい!と心に誓っている今井でした。
  • テセウスの船 第1話

    4.5
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    まさかのアントニオ猪木のモノマネ

    漫画原作で、「これ絶対にドラマになるやろなぁランキング」の上位にランキングされていた作品だ。そんな名前のランキングないけど、なんとなく世間の風潮としてね。
    今回はそんなドラマの第1話で、開始前...
    続きを読む 漫画原作で、「これ絶対にドラマになるやろなぁランキング」の上位にランキングされていた作品だ。そんな名前のランキングないけど、なんとなく世間の風潮としてね。
    今回はそんなドラマの第1話で、開始前からけっこう話題になっていたので、楽しみにして見た。ちなみに漫画は未読です。
    いきなり気になったのが大量殺人が起こる「音臼小学校」という名前。これって「テセウス」にかかってるんか?とメッチャ気になる。でもかけるんやったら「おとうす」って中途半端な名前じゃなくて、「帝瀬臼(てせうす)」とかにするやろし、違うんかな? もしこのドラマを最後まで見て、この「音臼」という名前に何の意味もないんやったら「○○臼」って名前は使わんかった方がよかったのに、って思うかな…。
    それはいいとして、内容はタイムスリップ物で、死刑囚の父親の冤罪を信じた息子がタイムスリップして父親の無罪を証明しようとするという、まぁまぁ、よくある感じのストーリー。
    いつも思うのだが、タイムスリップが絡む話で不可欠なのが、「主人公の鋼のメンタル」と「周りの人のものすごい純真さ」である。このドラマの主人公の田村心(竹内涼真)も、タイムスリップというあり得ないことが起こっても、動じず、行動できるという鋼のメンタルの持ち主だ。もし僕が同じ目に合って、平成元年にタイムスリップしたら、絶対に精神を病んで、頭がおかしくなる自信がある。
    そして、父親の佐野文吾(鈴木亮平)は田村心から「未来から来た」と言われて、すぐに信じてしまう「ものすごい純真さ」の持ち主である。もし僕が平成元年にタイムスリップして、おとんに会って同じことを言ったら、おとんは確実に通報すると思う。
    こういった予定調和は、タイムスリップ物では仕方ないので、別にそこをどうこう言うつもりはない。ほんなら書かんかったらええねんけど。
    それで、ドラマ自体の話だが、まだ1話なので、全体の設定の説明と主要な登場人物の紹介という段階だが、かなり面白いし、先が気になるし、次回以降も見たくなる。ただ、この段階では佐野文吾が犯人だと匂わせたいので、そっちへのミスリードがすごく、序盤はものすごく悪い奴にしか見えないが、後半でいい人だと分かる。ちょっとやり過ぎなくらいで、それがわざとらしいけど、そこは仕方ないのかなぁ…。
    あと、言っておきたいのですが、お母さん(榮倉奈々)がクソ可愛い! とにかく最後まで見ると思います。
    そして子供たちがプロレスファンで、アントニオ猪木のモノマネとか出てきて、僕の感想が書きやすいのが何よりです。
  • シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。 チェインストーリー 第1話

    2.5
    • 出演者 3.0
    • ストーリー 2.5
    • 演技 3.5
    • 映像 3.0

    プロレスの試合を楽しく見るためには?

    チェインストーリーって言葉自体を初めて聞きましたが、今回そのチェインストーリーというものを初めて見ました。当たり前や、名前すら初めて聞いたんやから。
    調べると、チェインとは鎖という意味で、「前...
    続きを読む チェインストーリーって言葉自体を初めて聞きましたが、今回そのチェインストーリーというものを初めて見ました。当たり前や、名前すら初めて聞いたんやから。
    調べると、チェインとは鎖という意味で、「前回のドラマと次回のドラマを結ぶ間のドラマ」ということで、本編では描ききれなかった登場人物の過去や秘密などを描いた物語だそう。あぁ、それで今回のは1話と2話の間なので「#1.5」ってことなんですね。
    今回はレンが働いている囲碁喫茶のマスターとママの秘密について。まぁ、秘密といっても、この二人の出会いを描いてるだけで、「この二人がなぜ親身になってレンの面倒を見てるか」という芯の部分は描かれてない。ただ、この二人のなんとなくの立ち位置とキャラ付けを理解することができて、2話目以降のドラマを見る時に感情移入しやすいかも。プロレスでも、キャラ付けやこれまでの関係性や立ち位置が分かった上で見ると、より試合を面白く見れますしね。ちなみに、このドラマのチェインストーリーはネット配信のみのようで、それも時代やなあと思った。ひと昔前なら、ドラマ本編の放送日の深夜とかに放送してたんやろけど、今はそこはネットなんですね。
    それで今回のこの話のテーマは「マスターとママ、どちらが先の惚れたのか?」。単純なテーマやし、ドラマ本編を見る時に何の関係もないんやけど、これを知っとくと本編での二人の会話とかノリとか関係性の意味がより深く分かるという感じ。チェインストーリーの定義で「本編とあわせて観ることで、ドラマの内容をよりよく理解するためのドラマ」というのがあるが、この役割は十分に果たしてるし、長さも11分ほどなので、本編を面白く見れている人にとっては絶対に見た方がいいと思う。十分とか11分とかややこしいな!
    あと、この「どちらが先の惚れたのか?」の言い合いをして、お互いの記憶違いと思い込みのせいで結果が一致しないというフォーマットと二人のやり取りが完全に落語です。もし今後、僕がこんな内容の落語を書いたらパクったと思ってもらっても差し支えありません。この場合、差し支えありませんっておかしいやろ・・・。
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