4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
35歳の少女 第5話
望美が周囲の人々に投げかけるのは、それぞれの、かつては幸福だった自分自身.母も父も妹も、結人も、それぞれ時間がたつ間に挫かれ、諦めてしまった大切なものを、望美から突きつけられる.その率直さが的を射ているほど苛立ちも大きい.
自分をごまかし、本当の望みから逃げながら日々をやり過ごす、それが大人になるということ...そんな考えはおかしいと、誰でもわかっている.だがそこは互いに触れてはダメなこと.それもまた大人の態度なのかも知れない.触れればブーメランのごとく、その言葉の刃は戻って来る.自分の傷にも目を向けざるを得ない.だが、まだ傷のない望美はそんなこと御構いなしだ.
このドラマの重苦しさは...