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中学聖日記 1話〜11話のあらすじ、放送時間、出演者、脚本家、主題歌、原作、中学聖日記が見られる動画配信サイトの情報を掲載。 中学聖日記の口コミ(口コミ)・感想・評価を投稿する事ができます。
3.9
(387件の口コミ)
出演者 4.0
ストーリー 3.8
演技 3.9
映像 4.0
(387件の口コミ)
TBSテレビ系
初回: 2018年10月09日
最終回: 2018年12月18日
TBSテレビ系 火 22:00-23:07

口コミ

4.5
出演者 4.5
ストーリー 4.5
演技 4.5
映像 4.5
中学聖日記 第5話

関東で再放送されているので、当時鑑賞していたときの感想を含めて改めて整理直しました。
これは1〜5話を鑑賞しての感想です!

タイトルと設定から浮世離れしていてのめり込めるかが心配で、有村架純主演なのでとりあえず1話は観ようと思った今作でしたが、気づけばめっちゃのめり込んでました。

まずキャストでいくと特筆すべきはもちろん主演の有村架純。
この作品は有村架純ありき。
映画『寝ても覚めても』の唐田えりかでも似たようなものを感じたんだけど、いわゆる世間一般から見るとあるまじき行為をすることの背徳感とは対照的に透明性(白み)を帯びていくヒロインがいるからこそ、全員が見ていられ、いつのまにかのめり込んでいる世界観となる。

こういう作品のヒロインは、なかなか理解されにくい前提があるから、とても難しいと思う。一筋縄では成り立たない。
全く別のセンスも要するからこそ、他の売れっ子女優が演じたとしても違和感が少なからず出ると思う。

いつ恋の有村架純と雰囲気似てると言われているけど、一つ大きな違いがある。
この抜け感(天然要素とギャップ)はいつ恋のときには全然なかったし、むしろ有村架純の新境地であり、真骨頂な気がする。

上司、生徒、保護者、彼氏とあらゆる立場の人に抑圧されていく役を、朝ドラヒロイン有村架純が演じているというのが相当にエモい。

そして1章の集大成となる5話の有村架純、岡田健史、吉田羊、町田啓太、夏川結衣、夏木マリ…それぞれが爆発して、何とも言い難い切なさを余すことなく表現する演技が特に素晴らしすぎて震えた。
有村架純と吉田羊は言わずもがなやけど、5話については町田啓太の演技がすごくて驚いた!
夏川結衣の母親役、岡田健史の達観してる中学生役もハマりすぎててよかった。

また、それ以外の要素としては、やっぱりこの理解されづらい世界観を絶妙に描き、音楽でさらにその世界観を魅力的な雰囲気に変えてのめり込ませてくれるのが本当によい。

何と言ってもこのドラマはキャスト、音楽、演出、ロケーションなど全てが美しく綺麗な雰囲気を作っていて、それが本当に魅力的でどんどんハマっていってしまう。

原作はどんなんかわからんけど、この実写化を実現したこのドラマに関わってる人全てがすごいと感じられる。
実写化したら冷めそうなドラマやから挑戦だけでも凄いのに…火10は「逃げ恥」や「ぎぼむす」でもそうやったけど、よい意味で期待を簡単に裏切ってくれる作品が多い。
パスしようと思って何気なく観るものが全てよい。

ずっと脳裏に残り続けて、鮮明に記憶に残り続けるドラマであり、毎話余韻が残る。

大きな事件やハラハラするスピーディーな展開があるわけじゃないけど、言葉全てが深くて情緒的。
みんな誰かに振り回されているけど、だからこそ自分と向き合ったり自分の想いを確かめてみたり考えてみたりするきっかけになっていて、そこで変わる行動と変わらない行動に深さがある。

友達は理解してくれるけど、大人は決して判ってくれない。
あらゆることを知っているからこそ、経験してるからこそ、このような事象を判ってくれない。
逆も然りで、大人が言うことも子どもは判らない。
そんなの当たり前だけど、このような背景がちゃんと描かれてるからこそ、どちらの気持ちにもちゃんと寄り添える作品となっている。
みんなが誰かを思い続けて起こす行動でみんなが離れてしまうって…切ないけどなんか美しい。

そして2章に入って、3年後に新たな展開を迎える。

じゃない方が3年経ってまだどれだけじゃない方なのか…黒岩と勝太郎は本気なのか。
予告見てると結局また後退する気しかしないし、前に進んでるように見えて進めてない気がする。
ある程度長く付き合い(友達や上司部下などの近しい人間関係)があって好きにならない人を、付き合ったら好きだった(何なら今も好きかもしれない)人より好きになるってのは相当なことがないと難しいのではと思う。

そんな中、聖の懐にうまく入り込むニューな先生がとてもズルいなと感じてしまう。笑
でも本当に好きなら誤ちを犯した過去を全て受け入れたり、めんどくさいことも背負いたくなる気持ちはわかるから、結局ここも共感しちゃう。

色々なシーンにハマり確かに雰囲気を作り、ときに助長していく音楽も非常な素晴らしい。
主題歌はもちろんだけど、主題歌以外に流れる音楽でここまで雰囲気を作ってるのはそうそうないと思う。

とにかくエモエモな演出がとても魅力的で、どんどん引き込まれていきます。

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