• BORDER ボーダー 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係

    もやもや不安な刑事心霊ドラマ

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.5
    • 演技 4.0
    • 映像 4.5

    kan_kai

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    配信で一気見。
    本放映時にリアルタイムで見ていたら、2話くらいで切っていたかも。
    どこが不満というわけではないけど、BORDERというタイトルには、人間の道徳心と悪意の線引きという意味も含まれて、犯罪をおかす側がとにかく不気味だった。
    何かイヤな感じが全編を貫いている。

    配信で見ていたからわかったことがいくつかあって、回を重ねるごとに、画面が暗くなっていく。
    気のせいかと思っていたら、主人公(小栗旬)のスーツの色がどんどん暗くなっているため。
    粒子の荒い映像も、不安をかきたてられる。
    刑事だった主人公が、殺された被害者の亡霊と接触するところが随所にある。
    被害者のほとんどが社会的弱者、加害者のほぼすべてが男性という構図はわかりやすいけれど、人間の情念がからむと複雑になってしまう。
    憂鬱なエピソードが積み重ねられていくだけ。
    ドラマの中間で、クドカンが被害者の回がある。
    クドカンが飄々と演技をしているのと、ドラマの結末のおかげでそこか救いがあるように見える。
    でも、その次の回から、犯罪を追う側だった主人公は、警察の組織の論理と相いれなくなって、正邪善悪のボーダーをさ迷うようになる。

    その後、スペシャルドラマも作られたけど、そちらは見ていない。
    あの最終回から、どう話がつながるのか興味があったのに、見逃したのが本当に悔しい。

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