鉄平と大介みたいな男同士のバトルも重厚でおもしろいんだけど、実は楽しみにしてるのが相子を中心とした女同士のバチバチ感。強そうな女優さんたちが揃ってるもんだから、これがまたなかなか見ごたえがあるんです。
大介の思惑が怖い。鉄平に対してほんの少しだけ持っていた親子の感情みたいなもの?が、完全になくなってしまったように見える。とにかく大介と鉄平がバチバチしすぎて、銀平が気の毒になってしまうな。
イノシシ!急に!それはさておき、さすが山崎豊子というべきなのか、ここまでひたすら暗さがあって重たい。映画やドラマで見る財閥ってこんなお宅ばっかりだけど、もっと平和で仲良しな財閥ドラマがあったらおもしろそうw
銭高が結果いい人でよかった!西村雅彦がキャスティングされてて、最後の最後まで裏切り続ける人なわけがないと思ってた(笑)。それにしてもやっぱりこの父子は戦い続けるしかないんだろうか。和解に至る方法はないのかな。
すっごく豪華。キャストもだけどドラマ内のセットもすっごく豪華。1話から力の入れようが伝わってくる。鉄平と大介に確執があるようだけど、それにはどうも鉄平の祖父が関わっていそう。祖父の子どもだったりするのかな。
まさかの高炉爆発。これは鉄平そうとうつらいだろうな。しかしタイミングがよすぎてこれも大介が仕組んだことなんじゃないのと思ってしまう。鉄平の出生についてもそろそろ核心に迫りそう。本当に敬介の子なんだろうか。
つらい終わり方…。大介がいろいろ大変だったのもわかるんだけど(財閥の跡取りなんて想像もできない)、だからって鉄平に「自分も苦しかった」というのは違う気がするし。鉄平には違う方法を選んでほしかったな。
鈴木京香の相子、なかなかやり手なのはわかるんだけどどうしたってこのドラマではめちゃくちゃの悪役だな。愛人であることを妻もわかったうえで、一緒にひとつ屋根の下(広いお屋敷だけど)で暮らすなんて豪胆すぎる!
それにしても大介といい愛人の相子といい、ここまで振り切れた人がいる家庭で、よく鉄平みたいなまっすぐで熱い男が育ったなーと、毎回見てて思う。普通なら親の考えに染まってしまうか、諦めて家を飛び出したりしそうなのに。
義理の父めっちゃいい人…。実の父(多分)より義理の父のほうが血を分けた父親みたい。そしてどうして大介と鉄平はここまで憎み合うのか。将軍と鉄平のシーンが微笑ましく見えてかわいかった~。